出版社内容情報
プライマリ緩和ケアは全ての医師が身につけるべき基礎知識
植村健司医師が唱える緩和ケアは明解です。「苦痛(痛み)の緩和」「治療のゴールの話し合いと設定」「ケアの調整」。これらはがんの緩和ケアだけでなく、全ての重症疾患が対象になります。臨床において「これって、本当に患者さんのためになっているのだろうか?」と疑問に思った時こそ、緩和ケアが必要なのです。生活の質の向上、機能の保持、家族の負担の軽減など、患者や家族の価値観に寄り添い、治療のゴールを共に考え、適切に介入します。緩和ケアの「極論」をどうぞご期待ください。
内容説明
ついに・緩和ケアを・極論!プライマリ緩和ケアとは?治療のゴールを患者と共に考え、トータルペインに対処する。
目次
第1部 緩和ケア総論(緩和ケアとは?;予後の予測;死の過程;コミュニケーション;精神的症状・機能障害)
第2部 疾患別の緩和ケア(認知症;がん;心不全;肺疾患;腎不全;痛みの処方箋(オピオイド基本編)
痛みの処方箋(オピオイド応用編))
著者等紹介
植村健司[ウエムラタケシ]
米国マウントサイナイ医科大学老年・緩和医療科アシスタントプロフェッサー。2008年富山大学医学部卒業。2023年~現職
香坂俊[コウサカシュン]
慶應義塾大学医学部循環器内科専任講師。同医療科学系大学院臨床研究部門プログラム責任者。防衛医科大学校・東京医科歯科大学非常勤講師。東京大学医学系大学院医療品質評価学講座特任研究員。スタンフォード大学循環器内科訪問研究員。1997年慶應義塾大学医学部卒業。2008年慶應義塾大学医学部循環器内科スタッフ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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