出版社内容情報
ネットワークの高信頼化と経済性をどう両立するか? このバランスをとるのが信頼性設計である.
本書では,電話網を例にネットワーク設計法の概要を解説するとともに,一般的なネットワークの信頼性設計を行うための基礎的手法について解説.話題の中心は通信ネットワークであるが,通信以外の分野にも応用できるよう,モデル化する際の着眼点や発想および,信頼性設計全体の体系に重点を置いて説明した.
また,web付録として信頼性解析プログラムを提供.これらを活用することで,様々なモデルを実際に計算し,各種理論の特性を体感することができる.
通信網,道路網,電力網など,様々なネットワークの設計・高信頼化を進めるうえで有用な一冊.
内容説明
ネットワークの高信頼化と経済性をどう両立するか?このバランスをとるのが信頼性設計である。本書では、電話網を例にネットワーク設計法の概要を解説するとともに、一般的なネットワークの信頼性設計を行うための基礎的手法について解説。話題の中心は通信ネットワークであるが、通信以外の分野にも応用できるよう、モデル化する際の着眼点や発想および、信頼性設計全体の体系に重点を置いて説明した。また、web付録として信頼性解析プログラムを提供。これらを活用することで、様々なモデルを実際に計算し、各種理論の特性を体感することができる。
目次
1 通信ネットワークの安全・信頼性(通信ネットワークの始まり;通信ネットワークの発展 ほか)
2 待ち行列および信頼性理論の基礎(待ち行列および信頼性理論の共通的手法;待ち行列 ほか)
3 ネットワークのモデル化と信頼性規定(果たすべき機能から見た電話ネットワークのモデル化;目標値として可能な信頼性測度 ほか)
4 信頼性設計と解析(基本的評価方法と設計手順;具体的設計手順 ほか)
5 解析プログラム編(確率の一般的手法に関するプログラム;信頼性規定の実用性検証に関するプログラム ほか)
著者等紹介
渡邉均[ワタナベヒトシ]
東京理科大学名誉教授、博士(工学)。1956年生まれ。2022年同大学名誉教授。専門:信頼性工学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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