出版社内容情報
一ぴきの女王バチを中心に構成されるミツバチの世界のしくみを、その生態とともに、クローズアップで解きあかす。
小学校低学年~高学年向き
目次
ミツバチの四季
ミツバチのかぞく
ミツバチのからだ
はたらきバチの誕生
はじめての仕事
はじめての飛行
巣作り
花から花へ
しりふりダンス
なかまたちの死
女王バチの産卵
幼虫の成長
おそろしい敵 スムシ・スズメバチ
王台作り
ロイヤル・ゼリーのひみつ
新女王の誕生
巣分かれ―新しい社会を作るため
著者等紹介
栗林慧[クリバヤシサトシ]
1939年、旧満州(現在の瀋陽)に生まれる。幼児期に日本に引き揚げ、長崎県田平町の海に面した豊かな自然の中で育つ。子どものころより動植物に興味をもち、写真を志し、生態写真家となる。とくに、昆虫の生態や動植物の高速で動くようすを写しとめることを得意とし、その制作活動と作品は高く評価され、伊奈信男賞や日本写真協会新人賞、同年度賞、西日本文化賞などを受賞した。ビデオを用いた生態映像作家としても活躍している
七尾純[ナナオジュン]
1936年、秋田県に生まれる。玉川大学中退後、児童施設指導員、学習研究社編集長を経て、1969年にフリーとなる。絵本、幼年童話、科学読み物を執筆する一方、長期にわたり「科学のアルバム」の企画制作にたずさわる
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぬのさと@灯れ松明の火
5
先輩の姉さんバチが、生まれてまもない妹バチにいろいろと話しかけるので、そういえば働きバチは雌だったなあと思いました。2013/06/29
まげりん
3
小学生にはちょうどいいかもしれない。でも、擬人化すると人間の倫理とかが入り込むので、どうかな?とも思う。2017/08/28
順子
3
養蜂するにあたって、10冊以上の蜜蜂関連の本を読みましたが、これもとても参考になります。特に、働き蜂、女王蜂の生育日数の表が、人工分蜂のテクニックに使えます。そんな読み方をする人は少ないでしょう、子供向けですから。でも、読み物としても面白いし、昆虫好きさんにはお勧めです。2014/05/12
Olga
1
ハチの擬人化と「いもうとバチ」「ねえさんバチ」という表現はどうかと思う。2011/06/13
かずぅ
0
蜜蜂の生育について子どもでも分かりやすく書いてあった。厳しい世界だと感じた。2024/01/06