技術哲学講義

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  • サイズ A5判/ページ数 396p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784621307953
  • NDC分類 118
  • Cコード C3010

出版社内容情報

「技術哲学」というと,今までは〈科学哲学の一分野〉または〈哲学の応用にしか過ぎない〉としか捉えられてこなかったが,著者クーケルバークに言わせれば「技術哲学とは哲学そのものである」――21世紀の技術的課題に対応できる最新かつ包括的な技術哲学について,古典的な理論・アプローチも押さえつつ,随所に興味深い囲み記事も盛り込みながら具体的に分かりやすく解説.技術哲学第一人者によるこれからの時代に対応した新テキストの決定版.訳者陣は七沢智樹(Technel合同会社代表社員・東京大学情報学環客員研究員),前田春香(東京大学大学院学際情報学府文化・人間情報学コース博士課程),水上拓哉(理化学研究所革新知能統合研究センター特別研究員),猪口智広(慶應義塾大学理工学部研究員).

内容説明

「技術哲学」というと、今までは“科学哲学の一分野”または“哲学の応用にしか過ぎない”としか捉えられてこなかったが、著者クーケルバークに言わせれば「技術哲学とは哲学そのものである」―21世紀の技術的課題に対応できる最新かつ包括的な技術哲学について、古典的な理論・アプローチも押さえつつ、随所に興味深い囲み記事も盛り込みながら具体的に分かりやすく解説。技術哲学の第一人者によるこれからの時代に対応した新テキストの決定版。

目次

第1部 はじめに:技術哲学とは?(はじめに;歴史と背景)
第2部 理論から技術を考える(現象学と解釈学―ハイデガー、マクルーハンと現代の研究;ポスト現象学、物質的解釈学、媒介理論;批判理論とフェミニス;プラグマティズム、分析的アプローチ、文化横断的哲学)
第3部 具体的な技術から考える(情報技術から哲学、そして情報倫理へ;ロボット工学と人工知能から道徳的地位と人間関係をめぐる考察へ;遺伝子工学とサイボークからトランスヒューマニズムとポストヒューマ二ズムへ;気候変動とジオエンジニアリングから「自然」への問いと「人新世」における「人新世」の考察へ)
第4部 技術哲学を超えて技術を考える(技術哲学と他の哲学;技術哲学とその他の学問分野―学際性と超域性;技術哲学とアカデミア外での実践)

著者等紹介

クーケルバーク,M[クーケルバーク,M] [Coeckelbergh,Mark]
ウィーン大学哲学・教育学部メディア・技術哲学分野教授。バーミンガム大学Ph.D.1975年ベルギー生れ。イギリス・デモンフォート大学コンピューターと社会的責任研究センター非常勤教授(2014‐19)、国際技術哲学会会長、ヨーロッパ委員会の人工知能に関する高度専門家会議委員なども歴任。AIやロボットなど技術全般に関する倫理学、哲学の第一人者

直江清隆[ナオエキヨタカ]
東北大学大学院文学研究科教授。東京大学大学院理学系研究科科学史・科学基礎論専門課程博士課程単位取得退学。博士(文学)。専門は哲学、技術哲学、科学技術倫理学

久木田水生[クキタミナオ]
名古屋大学大学院情報学研究科准教授。京都大学大学院文学研究科博士後期課程思想文化学専攻(哲学)修了。博士(文学)。専門は言語哲学、技術哲学、技術倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mim42

5
技術哲学トピックでここまで纏まった「教科書」を見たこと無し、という意味では意義深い書。とはいえ、教科書と名乗るには偏りも目立つ。最大のモヤモヤポイントはマルクス主義とその系譜に与えた過大評価だ。労働価値説への批判が乗り越えられないまま、信仰は続く。あるいは、大文字の哲学者を「接続」することへのモチベーション過大。そして、終盤の「活動家たれ」的言説。批判されたロマン主義に著者も陥るケース。と、ツッコミどころは多いが集約された資料としての価値は高いと考える。ポスト/トランスヒューマニズムについての詳説は役立つ2023/03/06

yokkoishotaro

0
これは大変有意義な教科書だった。なかなかいい洋書を専門家以外が発見するのは難しいが、翻訳があってくれたので知ることができた、大変有難い。2023/12/31

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