出版社内容情報
プランクによる理論光学に関する専門書。ベルリン大学での講義をもとにまとめられた理論物理学シリーズの第4巻にあたる。等方均質な物体と結晶における光学および等方な物体の分散を考察し、量子力学との関係を解説しながら、最後にプランク定数の具体的数値の計算でまとめる。プランクの理論的考察を垣間見ることができる原典。
目次
第1部 等方均質な物体の光学(反射と屈折;スペクトル分解、干渉、偏光;幾何光学 ほか)
第2部 結晶光学(平面波;波面;垂直入射 ほか)
第3部 等方物体の分散(基礎方程式;平面波;不均質の物体の幾何光学、量子力学に対する関係)
著者等紹介
若野省己[ワカノマサミ]
1954年京都大学理学部卒業。2001年帝京大学退職。京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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