出版社内容情報
昨今、各地で豪雨や台風などの風水害が甚大な被害をもたらし、防災の重要性が増してきている。SNSなどによって得られる情報の幅は広がったが、適切に信頼できる情報を取得するためにはどのような対応を行えばよいのか。
本書では、適宜事例やイラストを用いながら、まず豪雨や台風現象およびその被害を解説し、状況を理解するための避難への情報発信の種類、タイムラインなどを紹介。命を守るための情報収集や行動、社会的な取り組みを解説する。付録では、過去に起きた災害やそれらを扱った小説、資料館なども紹介。風水害ならびに防災について幅広く知ることができる一冊。
内容説明
日本は海と山に囲まれ、国土の約7割を森林が占める豊かな自然に恵まれている。その一方で、雨や風による災害も多く、さまざまな防災対策は欠かせない。近年ではその研究が効果を発揮する一方で、人口増加による宅地開発の拡大や、地球温暖化に伴う気象の変動などの影響があわさって新たな大規模災害につながる頻度も増えている。本書ではこうした実態と対策を第一線の専門家が解説。今、何が起きていて、その被害の要因は何か。どのような現象によって引き起こされるのか、さらに命を守るための防災対策がどのように計られているのか、その答えを導き出す。イラスト・写真を多用し、ビジュアルで理解できる。巻末には歴史的な風水害やさらに学べる博物館リストも紹介。
目次
1 特徴的な風水害をひも解く
2 気象と社会構造の変化がリスクを高める
3 絵と写真でみる水害、土砂災害、風害
4 災害に備える
5 地域を守る防災基盤・施設を知る
6 国民の命を守るさまざまなソフト対策
7 私たちの備え
8 資料
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- 和書
- 日記兼用模範家計簿