漸近的安全性による重力の量子論へのアプローチ

個数:
電子版価格
¥4,950
  • 電子版あり

漸近的安全性による重力の量子論へのアプローチ

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月12日 14時46分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 212p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784621306321
  • NDC分類 421.3
  • Cコード C3042

出版社内容情報

注目が集まる「漸近的安全性」の概念を用いて量子重力理論にアプローチし、その基礎から解説する。

内容説明

アインシュタインの一般相対性理論によって、宇宙における古典的な物理現象は概ね計算で説明がつく。しかし宇宙初期のビッグバン特異性を理解するには、量子力学が必要である。もしこの2つの理論を統合することができれば、重力の量子論(量子重力理論)は完成するのだが、未だ課題が残る。これまで多くの研究者がその課題に挑み、超弦理論やループ重力理論などいくつもの理論が提唱されてきた。本書では、別の方法の一つとして注目が集まる「漸近的安全性」(Asymptotic Safety)の概念を用いて重力の量子論にアプローチする。

目次

第1章 はじめに
第2章 経路積分と有効作用
第3章 摂動論による重力理論のくりこみ可能性
第4章 汎関数くりこみ群方程式と量子論
第5章 汎関数くりこみ群方程式による重力の量子論
第6章 f(R)重力
第7章 計量のパラメトリゼーションとゲージ依存性
第8章 任意次元における一般背景時空上の高階微分理論
第9章 物質場と結合した重力理論
第10章 物理的応用
付録

著者等紹介

太田信義[オオタノブヨシ]
国立中央大学(台湾)客員教授、(兼任)近畿大学理工学総合研究所研究員。東京大学理学系大学院博士課程修了、理学博士。日本学術振興会奨励研究員(東京大学理学部)、イタリアINFN研究員(ローマ)、大阪大学教養部助手、同講師、同助教授、日本学術振興会海外特別研究員(University of Texas at Austin)、北欧理論物理学研究所(NORDITA)客員教授、大阪大学理学部助教授、近畿大学理工学部教授を経て現職。専門は素粒子、重力、宇宙論に関する理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品