出版社内容情報
人類が滅ぼしてしまった41の動物たちについて、美しいイラストとともにその歴史について解説。
内容説明
人類が繁栄する一方で、6度目の大量絶滅が起きているといわれるほど、多くの動物たちが地球上から去っている。なぜ滅んだのか、その理由は様々だが、ここで取り上げる動物たちは、共通して人類の活動が絶滅の原因の一部に挙げられている。本書では41の動物たちのすがたを、美しいイラストで再現し、絶滅へと至るストーリーを解説する。
目次
還らぬものたちを想う
マンモス
メガラダピス
ジャイアントモア
ハーストイーグル
エピオルニス
オーロックス
ドードー
ロドリゲスクイナ
ステラーカイギュウ〔ほか〕
著者等紹介
的場知之[マトバトモユキ]
翻訳家。1985年大阪府生まれ。東京大学教養学部卒業。同大学院総合文化研究科修士課程修了、同博士課程中退
長谷川政美[ハセガワマサミ]
理学博士。統計数理研究所・総合研究大学院大学名誉教授。1966年東北大学理学部物理学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yomineko@猫と共に生きる
59
人という害獣、特に欧米人の「自分達は地球上で一番偉いんだ」的エゴのせいで貴重な動物達がどんどん姿を消して行く。前に住んでいた所の近くに燕の巣があり、今年も来ているかと見に行ったら巣を作れない様に網が張られ、前年に作った巣は削られて無くなっていた。泣きたい気持ちになった。今度生まれ変わったら人間のいない地球に生まれたい。こんな穢れた不自然な景色じゃなく緑の地球を一度でいいからこの目で見てみたい。2023/05/13
金色
2
白人ろくなことしない… ガイア理論信じたくなる。2023/04/15
千代
2
見開きページでリアルで美しいイラストと、動物たちの絶滅へと至るストーリーを解説。バライロガモやアチダリ、ミズベクマネズミなど、知らなかった動物もいた。ピンタゾウガメのロンサム・ジョージは記憶に新しい。ニホンオオカミの解説になんかふふっとなった。最後の野生個体を手に掛けた人は何を思うんだろうと考える。警戒心を持たないのんびり屋のステラーカイギュウを目にする度にしんみりしてしまう。2021/10/01
st
1
リアルな絵に引き込まれた。どんな特徴の動物でどのようにして滅びたのか想像を掻き立てられた。人間のエゴはいつの時代も変わらない。2023/12/04
takao
1
ふむ2022/04/04