森林の放射線生態学―福島の森を考える

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  • サイズ 46判/ページ数 219p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784621306017
  • NDC分類 653.27
  • Cコード C1061

出版社内容情報

福島第一原子力発電所事故における森林の放射能汚染の実態を、長年調査を行った研究者が網羅的に解説。

内容説明

2011年3月、福島県を中心に放射性セシウムが広く降り注いだ。汚染された地域の約7割を占める森林。私たちは汚染された森林とどう向き合っていけば良いのだろうか?放射性セシウムの動き、森林とともに生きる人々が受けた影響、これまで取られた多様な対策、多くの資料をひもときわかりやすく解説する。最新の知見と放射線防護の考え方に基づきながら、福島の森を考える。

目次

第1章 放出された放射性物質
第2章 放射能汚染を理解するための基礎的な知識
第3章 森林の中での放射性セシウムの動き
第4章 森林生態系と放射能汚染
第5章 放射線防護と基準値
第6章 森林の放射能汚染が生活に及ぼす影響
第7章 福島の森林の今後―森林の放射能汚染にどう向き合うか

著者等紹介

橋本昌司[ハシモトショウジ]
東京大学大学院農学生命科学研究科アイソトープ農学教育研究施設准教授(森林科学専攻兼担)、森林総合研究所立地環境研究領域主任研究員(国際連携・気候変動研究拠点併任)。東京大学農学部卒。2004年東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了、博士(農学)

小松雅史[コマツマサブミ]
森林総合研究所きのこ・森林微生物研究領域主任研究員(震災復興・放射性物質研究拠点併任)。東京大学農学部卒。2008年東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了、博士(農学)。同研究科特任研究員、森林総合研究所特別研究員を経て現職

三浦覚[ミウラサトル]
森林総合研究所震災復興・放射性物質研究拠点研究専門員。1983年東京大学農学部卒。博士(農学)。林野庁林業試験場土じょう部、森林総合研究所立地環境研究領域長、震災復興・放射性物質研究拠点長を経て2020年定年退職。2013年から2年間、東京大学大学院農学生命科学研究科放射性同位元素施設特任准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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この本では福島原発事故による森林の汚染について解説しています。このテーマの書籍は(私が知る限り)本書が初めてであり、最新の研究と測定データを踏まえて幅広く議論されていることに、大きな意義があります。私の学びは以下の通り。1; 事故から10年経過した現在、森林に降下した放射性Csの多くは鉱質土壌表層に留まっている。2; 一方でスギでは心材に放射線Csを濃縮する性質がある。3; 原木しいたけは、ほだ木の外樹皮よりむしろ材から放射性Csを吸収している。科学者は政府公表の数値を信用せざるを得ない悔しさも感じました2021/06/20

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