出版社内容情報
環境倫理学の古典、SDGs時代にあわせて増補新版刊行!幅広い環境問題を環境倫理学の視点から考察。
内容説明
環境倫理学の本邦初の入門書として好評を博した『環境倫理学のすすめ』の続編。温暖化、持続可能性、石油資源、貧困、生態系など、環境分野で重要なトピックスを網羅的に取り上げながら、環境倫理学を具体的にわかりやすく解説。環境問題を総合的な視点で考察する上で必要不可欠な環境倫理学の考え方を興味深く理解することができる。“増補新版”では、各章末に新たに「補遺」を加え、二一世紀の今、現代人が深く考えるための示唆に富むヒントも提示。
目次
京都議定書の意義と限界
持続可能性とは何か
石油が枯渇する日
保全保存論争
自然保護と生物多様性
生物学と環境倫理学
ペンタゴン・レポート
自由市場と平等
国際化
リスクの科学と決定の倫理
先進国の未来像
戦争による環境破壊
著者等紹介
加藤尚武[カトウヒサタケ]
京都大学名誉教授、鳥取環境大学名誉学長。東京大学文学部哲学科卒。1937年東京生まれ。日本哲学会委員長、東京大学医学系研究科特任教授なども歴任。専門はヘーゲル哲学および環境倫理学・生命倫理学などの応用倫理学。哲学奨励山崎賞(1979年)、和辻哲郎文化賞(1993年)、紫綬褒章(2000年)、瑞宝中綬章(2012年)を受賞(章)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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