感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
zag2
24
ごみ問題に限らず、まことしやかに伝えられている言い伝えのようなものは多々あると思いますが、この本では、ゴミに関してのいくつかの言い伝えを科学的に検証しながら、ゴミ問題にどう対処していく方がよいのかを考えています。このところゴミの分別が細かくなって、どのグループに入れて良いのか迷うことも多くなりました。本当は何がしたいのか、考えながら対応することも重要と感じました。2022/03/01
Sakie
21
構成が散漫に感じられ、焼却や埋立は是と読める論調に苛々した。しかし整理すると、焼却や埋立は廃棄物が発生した以上、最終的には仕方のないことで、それをどのように減らすかが課題なのである。排出する不要物のうち、自然に還せたり資源としてリサイクルできるものを除いた残余が焼却や埋立になる。そう考えるとすっきりする。サーマルリサイクルは私はリサイクルとは認めない。なぜなら、焼却は資源を使って作った物を、灰と排ガスという無に変える行為だ。焼却ベースで、加えて熱を回収するので円満解決と考える思考軸は間違っていると思う。2020/05/02
takao
5
ごみ問題はライフサイクルで評価する必要がある。科学的根拠もなく、リサイクルがいいという風潮が問題。 2020/02/24
Ezo Takachin
2
とにかく多くの人にごみ処理・リサイクル問題について正しい理解をして欲しい。正しい情報と、正しい知識があれば無駄なお金をかけなくてもいいし、ごみ減量にもつながります。SDGs時代には目を背けてはいけない問題です。法律についても触れらていましたが、時代に合わせた法整備と環境基準の見直しも必要であると感じました。2020/01/14
r
1
ごみ問題ついて詳しくない私でもある程度は読めた。しかし、化学分野をほとんど知らない人が読むのにはハードルがあると思う。 分別に関わる法律が事業所に適応されない話、確かに職場での分別って家庭と明らかに違うよな…とか、紙ストローって同じだけコストかかったりしないの?とかいう薄らぼんやりとした疑問を言語化されたような感覚になった。まだまだ知らないことばかりなので、次は易しい書籍を読みたい。2022/11/12
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- 和書
- 貿易会計 (改訂版)