出版社内容情報
被着材の種類、接合部の構造、負荷応力・環境などの使用条件に対し、接合部の信頼性、耐久性を上げるために必要なことを解説する。被着材の種類、接合部の構造、負荷応力・環境などの使用条件に対し、適切な接着剤および接着部構造を選び、表面処理を施すこと、施工方法の選定、ならびに接合部の信頼性解析および種々の寿命評価のための加速試験など、接合部の信頼性および耐久性を上げるために必要なことを理論的に解説。 また、金属、CFRP、セラミックス、および樹脂など多くの異種材料の接着・接合技術、接合法についても表面処理法および接合方法により分類して紹介。その接合力発現のメカニズムが従来の接着と変らないことを詳しく解説。 接着において生じる種々のトラブルの原因別分類およびその対策についても紹介。
1 接着力発現の原理
2 接着剤の種類と特徴
3 被着材に対する表面処理法
4 最新の異種材料接合法について
5 各種接合形式の特徴,応力分布および強度評価法
6 接着接合部の故障確率と安全率との関係
7 接着接合部ストレスに対する耐久性評価,加速試験および寿命推定法
8 接着継手の耐水性および耐油性に関する熱力学的検討および耐水性向上法
9 繰返し応力(疲労) による加速耐久性およびクリープ破壊強度評価法
10 接着トラブルの原因と対策
鈴木 靖昭[スズキヤスアキ]
著・文・その他
内容説明
被着材の種類、接合部の構造、負荷応力・環境などの使用条件に対し、適切な接着剤および接着部構造を選び、表面処理を施すこと、施工方法の選定、ならびに接合部の信頼性解析および種々の寿命評価のための加速試験など、接合部の信頼性および耐久性を上げるために必要なことを理論的に解説。また、最新の射出成形、レーザー接合、摩擦接合、化学結合法などの異種材料接合法についても原理ごとに分類整理して詳しく解説。
目次
1 接着力発現の原理および被着材に適した接着剤の選定法
2 接着剤の種類と特徴および最適接着剤選定法
3 被着材に対する表面処理法
4 最新の異種材料接合法について
5 各種接合形式の特徴、応力分布および強度評価法
6 接着接合部の故障確率と安全率との関係
7 接着接合部の温度と各種ストレスに対する耐久性評価および寿命推定法
8 接着継手の耐水性と耐油性に関する熱力学的検討および耐水性向上法
9 繰返し応力(疲労)およびクリープによる加速耐久性評価法
10 接着トラブルの原因と対策
著者等紹介
鈴木靖昭[スズキヤスアキ]
鈴木接着技術研究所所長。1965年名古屋工業大学工業化学科卒業後、日本車輌製造(株)に入社。新幹線などの鉄道車両に関する接着接合部の破壊条件、信頼性および耐久性に関する研究・開発・評価、有機材料の故障解析などに従事。開発本部部長を経て退社後は名城大学および中部大学非常勤講師、名古屋産業振興公社、岐阜県産業経済振興センターなどの技術アドバイザーとして活動。工学博士(名古屋大学)、技術士(機械部門構造接着)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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