出版社内容情報
オープンダイアローグによる対話のエッセンスを、普段から取り入れられるよう、パターン・ランゲージを用いた30の「ことば」で紹介私たちは家庭、学校、職場、地域など、さまざまな人とかかわりながら暮らしています。そのなかで起こる誤解やすれ違い、衝突は、時に人を追い詰め、深刻な問題に発展させてしまうことがあります。このような問題を解消する方法のひとつに「対話」があります。
本書では、問題を解消する力をもつ対話として実績のある「オープンダイアローグ」をもとに、対話の心得を30の「ことば」で紹介しています。
本書の特徴
本書の読み方
オープンダイアローグとは
対話のことば
オープンダイアローグに学ぶ対話の本質
1 体験している世界
2 多様な声
3 新たな理解
《体験している世界》を内側から感じる
4 ひとりの人として
5 じっくり聴く
6 そのままの言葉
7 開かれた質問
8 言葉にする時間
9 語りへの応答
10 内側から捉える
11 感情の通路
12 これまでへの敬意
《多様な声》が生じる場にする
13 関係する人
14 対話の支援チーム
15 輪になる
16 全員の発言
17 ゆったりとしたペース
18 応答の連鎖
19 小さなサイン
20 気持ちの共鳴
21 リフレクティング・トーク
《新たな理解》を一緒に生み出す
22 発生時の立ち上げ
23 連続的な実施
24 一貫した関わり
25 それぞれの認識
26 混沌とした状況
27 意味の変容
28 一緒に見出す
29 広がりのある文脈
30 未来への仲間
「対話のことば」を活かした対話の実践に向けて
自分の対話の実践の可視化と把握――対話実践の経験チャート
パターン・ランゲージとは
オープンダイアローグについて、さらに理解を深めるために
井庭 崇[イバ タカシ]
著・文・その他
長井 雅史[ナガイ マサフミ]
著・文・その他
内容説明
家庭、学校、職場、地域など、私たちはさまざまな人と関わりながら暮らしています。そのなかで、誤解やすれ違い、衝突といった問題はしばしば起きてしまいます。そうしたことは、人を追い詰め、深刻な問題に発展させてしまったり、みんなで力を合わせようとしている活動を壊してしまったりすることもあります。多様な人が交わることで起こる問題を解消する方法のひとつに「対話」があります。本書では、対話のもつ力をより多くの人が活かしていけるよう、対話という行為を紐解き、その心得をまとめました。本書のもとになっているのは、問題を解消する力をもつ対話として実績のある「オープンダイアローグ」という方法です。より実践的に思考や会話、対話に取り入れていくことができる考え方を、パターン・ランゲージという形式で、30の「ことば」にまとめ、体系化しました。
目次
対話のことば(オープンダイアローグに学ぶ対話の本質;“体験している世界”を内側から感じる;“多様な声”が生じる場にする;“新たな理解”を一緒に生み出す)
「対話のことば」を活かした対話の実践に向けて
対話の実践の可視化と把握―対話実践の経験チャート
パターン・ランゲージとは
オープンダイアローグについて、さらに理解を深めるために
著者等紹介
井庭崇[イバタカシ]
慶應義塾大学総合政策学部教授。博士(政策・メディア)。専門は、創造実践学、パターン・ランゲージ、システム理論。編著書・共著書に『プレゼンテーション・パターン』(2013:2013年度グッドデザイン賞受賞)、『旅のことば 認知症とともによりよく生きるためのヒント』(丸善出版、2015:オレンジアクト認知症フレンドリーアワード2015大賞、2015年グッドデザイン賞を受賞)など
長井雅史[ナガイマサフミ]
慶應義塾大学SFC研究所上席所員。慶應義塾大学政策・メディア研究科修士課程修了。米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブ・コーチ(CPCC)。お互いのことを活かし合う人々のあり方に関心をもち、対話の研究とコーチングの実践に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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