対話のことば―オープンダイアローグに学ぶ問題解消のための対話の心得

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対話のことば―オープンダイアローグに学ぶ問題解消のための対話の心得

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  • サイズ B5判/ページ数 107p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784621303146
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C3047

出版社内容情報

オープンダイアローグによる対話のエッセンスを、普段から取り入れられるよう、パターン・ランゲージを用いた30の「ことば」で紹介私たちは家庭、学校、職場、地域など、さまざまな人とかかわりながら暮らしています。そのなかで起こる誤解やすれ違い、衝突は、時に人を追い詰め、深刻な問題に発展させてしまうことがあります。このような問題を解消する方法のひとつに「対話」があります。

 本書では、問題を解消する力をもつ対話として実績のある「オープンダイアローグ」をもとに、対話の心得を30の「ことば」で紹介しています。

本書の特徴
本書の読み方
オープンダイアローグとは

対話のことば
 オープンダイアローグに学ぶ対話の本質
  1  体験している世界
  2  多様な声
  3  新たな理解
 《体験している世界》を内側から感じる
  4  ひとりの人として
  5  じっくり聴く
  6  そのままの言葉
  7  開かれた質問
  8  言葉にする時間
  9  語りへの応答
  10 内側から捉える
  11 感情の通路
  12 これまでへの敬意
 《多様な声》が生じる場にする
  13 関係する人
  14 対話の支援チーム
  15 輪になる
  16 全員の発言
  17 ゆったりとしたペース
  18 応答の連鎖
  19 小さなサイン
  20 気持ちの共鳴
  21 リフレクティング・トーク
 《新たな理解》を一緒に生み出す
  22 発生時の立ち上げ
  23 連続的な実施
  24 一貫した関わり
  25 それぞれの認識
  26 混沌とした状況
  27 意味の変容
  28 一緒に見出す
  29 広がりのある文脈
  30 未来への仲間

「対話のことば」を活かした対話の実践に向けて
自分の対話の実践の可視化と把握――対話実践の経験チャート
パターン・ランゲージとは
オープンダイアローグについて、さらに理解を深めるために

井庭 崇[イバ タカシ]
著・文・その他

長井 雅史[ナガイ マサフミ]
著・文・その他

内容説明

家庭、学校、職場、地域など、私たちはさまざまな人と関わりながら暮らしています。そのなかで、誤解やすれ違い、衝突といった問題はしばしば起きてしまいます。そうしたことは、人を追い詰め、深刻な問題に発展させてしまったり、みんなで力を合わせようとしている活動を壊してしまったりすることもあります。多様な人が交わることで起こる問題を解消する方法のひとつに「対話」があります。本書では、対話のもつ力をより多くの人が活かしていけるよう、対話という行為を紐解き、その心得をまとめました。本書のもとになっているのは、問題を解消する力をもつ対話として実績のある「オープンダイアローグ」という方法です。より実践的に思考や会話、対話に取り入れていくことができる考え方を、パターン・ランゲージという形式で、30の「ことば」にまとめ、体系化しました。

目次

対話のことば(オープンダイアローグに学ぶ対話の本質;“体験している世界”を内側から感じる;“多様な声”が生じる場にする;“新たな理解”を一緒に生み出す)
「対話のことば」を活かした対話の実践に向けて
対話の実践の可視化と把握―対話実践の経験チャート
パターン・ランゲージとは
オープンダイアローグについて、さらに理解を深めるために

著者等紹介

井庭崇[イバタカシ]
慶應義塾大学総合政策学部教授。博士(政策・メディア)。専門は、創造実践学、パターン・ランゲージ、システム理論。編著書・共著書に『プレゼンテーション・パターン』(2013:2013年度グッドデザイン賞受賞)、『旅のことば 認知症とともによりよく生きるためのヒント』(丸善出版、2015:オレンジアクト認知症フレンドリーアワード2015大賞、2015年グッドデザイン賞を受賞)など

長井雅史[ナガイマサフミ]
慶應義塾大学SFC研究所上席所員。慶應義塾大学政策・メディア研究科修士課程修了。米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブ・コーチ(CPCC)。お互いのことを活かし合う人々のあり方に関心をもち、対話の研究とコーチングの実践に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おたま

40
以前より「オープンダイアローグ」に関心をもっていた。もともと精神医療の現場で広がってきているものだが、一般的な組織、集団、家族、地域等でも使える方法であるように思っていた。この本はまさにそのような要望に応える本。オープンダイアローグを「パターン・ランゲージ」という方法で一般化している。パターン・ランゲージは、実践の時の秘訣、コツのようなものを一般化し、多くの人が使えるように肝要な点をまとめたもの。これによってオープンダイアローグを生活の中で広く使っていけるようになる。2023/02/01

ワッピー

28
OPD関連3冊目。オープンダイアローグをパターン・ランゲージ(って何?)の手法で紹介した対話の教科書。OPDの実践に必要な言葉を30個抽出し、対話を問題解消につなげるノウハウを解説。OPDそのものは、統合失調症の治療を対話によって実践し、注目を集めているため、その成果に着目して様々な分野で応用が見込まれるもの。しかし、この手法は多くの人に継続的に協力してもらう必要があるため、特にビジネス界では「人」への投資という価値観そのものから変わる必要がある。さらに、恣意や権威を加えない、また使われた言葉の意味が↓2019/07/12

ムーミン

24
医療分野の治療法としての理論・手立てを越えて、学校でいえば、授業内の子ども同士の対話場面、子どもと教師、保護者と教師、保護者同士、先生同士などなど、教育相談や教育研究、研修の場にも、あらゆる場面に応用可能なことがたくさん得られました。2020/02/21

ひろか

15
オープンダイアローグが少し盛り上がっている。精神医療だけでなく、幅広く問題の解消に導く方法。模索していきたい。2021/04/24

shoko

12
フィンランドで開発された対話による精神疾患の治療法である「オープンダイアローグ」のコツを言語化して共有知化したコンパクトな書籍。治療法としては大変素晴らしいと思う。書いてある内容も納得の良書ではあるけど、実生活(特に職場)でこのやり方を活用するイメージがすぐには湧かず、一旦寝かせてみようと思う。2021/08/15

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