内容説明
果物には実に多様な品種があり、全国各地で生産されています。そのまま食べるのはもちろん、料理の食材としたり、加工品にしたりなど、楽しみ方もさまざまです。一方で果物には豊富な栄養素が含まれており、生活習慣病の予防など、健康にも大きな影響を及ぼします。本書はおなじみのリンゴやミカン、イチゴはもちろん、パッションフルーツやシークワーサーなど、北海道から沖縄県に至る47都道府県で生産されている果物を取り上げ、地域独自の品種やその栽培面積、収穫高の全国順位、出荷時期などさまざまな興味深い話題を紹介しています。
目次
第1部 果物の基礎知識(果物の歴史;国産果物の動向;国産果物の品目;果物にもよきライバル;果物の品目、品種を巡る話題 ほか)
第2部 都道府県別 果物とその特色(北海道;東北地方;関東地方;北陸地方;甲信地方 ほか)
著者等紹介
井上繁[イノウエシゲル]
農政ジャーナリストの会会員。日本経済新聞社社友。東京都生まれ。1964年、早稲田大学政経学部卒業後、日本経済新聞社入社。東京本社社会部記者を振り出しに、宇都宮支局長、地方部次長、編集委員、論説委員などを歴任、社説、時評などを執筆した。2000~14年常磐大学教授。この間、コミュニティ振興学部長、大学院人間科学研究科(博士課程)教授などを務めた。水産政策審議会委員、経済審議会特別委員、国土審議会特別委員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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