内容説明
社会にインパクトを与える企業不祥事がいまだに絶えないのはなぜか?―グローバル化に伴う社会規範の変化によって新たな不祥事も起こりかねない現代社会において、企業の持続的経営に必要不可欠なもの、それが「ビジネス倫理」である。本書では、我が国でビジネス倫理の企業経営への導入を推進してきた筆者が、これからの持続的経営においてこの概念がいかに重要なのかを、具体的な事例を盛り込みながら興味深く解説する。
目次
序章 戦略としてのビジネス倫理
第1章 ビジネス倫理とは何か
第2章 経営戦略とビジネス倫理
第3章 社会環境の変化とビジネス倫理
第4章 今、なぜCSRなのか―企業の社会的責任との関係
第5章 ビジネス倫理教育への新たな挑戦―アメリカのビジネススクールの新潮流
著者等紹介
高橋浩夫[タカハシヒロオ]
日本経営倫理学会・前会長。白鴎大学名誉教授。経営学博士(中央大学)。日本経営倫理学会1993年設立時の発起人。現在、内外の大学等で兼任講師。研究分野は多国籍企業論、国際経営論、ビジネス倫理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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