内容説明
本書は、気候と気象の違いや、地球の気候システム、現在と過去の気候の違い、気候が地球と私たちの生活に与えた影響について、解説しています。そして、将来の気候変化の課題に触れ、今それに対処するために取られているいくつかの手法を紹介します。
目次
1 気候とは何か?
2 大気と海洋
3 気象と気候
4 気候における極端な現象
5 テクトニクスと気候
6 気候の世界的寒冷化
7 大氷河時代
8 将来の気候変化
9 気候変化の抑制
10 究極的な気候変化
著者等紹介
マスリン,マーク[マスリン,マーク] [Maslin,Mark]
ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ、地理学教授。王立地理学会フェロー。2011年、王立協会ウォルフソン研究功績賞
森島済[モリシマワタル]
日本大学文理学部地理学科教授。博士(理学)。専門は自然地理学、気候学。主に熱帯域をフィールドとして、現地調査やデータ分析を通じ、気候変動や異常気象が地域社会・環境に与える影響を調査・研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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