出版社内容情報
自然界や人工界の造形の基礎となり多角形が入り組みながら迷路のように組み合わせられる複雑な外観をも有す多面体に関する総合事典。
宮崎 興二[ミヤザキ コウジ]
内容説明
おもしろくて不思議で魅力的な多面体を、自然界や人工界さらには芸術界や数学界など各分野から収集し、その形・歴史・性質・種類などを、豊富な図版を交えて興味深く、分かりやすく解説、多面体研究の第一人者が、とっておきの話題を通して、多種多様な「多面体の世界」の奥深さを熱く語る。想像力がかき立てられるユニークな事典。
目次
編み紙多面体
アユイ構成
アラベスク
アルキメデス双対(カタランの立体)
アルキメデスの立体
アンドレーニのブロック積み
一様多面体
一様ブロック積み
糸張り多面体
色分け空間〔ほか〕
著者等紹介
宮崎興二[ミヤザキコウジ]
京都大学名誉教授。工学博士(大阪大学)。京都工芸繊維大学工芸学部建築工芸学科卒。神戸大学図学科助教授、京都大学大学院人間・環境学研究科教授などをへて現在にいたる。専門は建築工芸学、図形科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へんかんへん
4
多層球、てまり2017/12/06
takao
2
ふむ2023/11/13
Ryo Sogawa
0
大学時代、この本の著者である宮崎先生の授業(多次元の数学みたいな内容でした。)には打ちのめされた。情報量が多く、かつ、空間的(?)センスへの要求が高くて、ついて行けなかった。若くて生意気な自分が、「全く歯が立たない」気分を味わった貴重な体験でした。今もやはり、分からないんだけど、不思議と魅かれてしまう。多次元、多面体。2017/03/22
o
0
百科事典多面体の2019/11/02
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