出版社内容情報
建築の図面を提示して学生に問い、図面を読み解きながら疑問を解消できる一冊。建築論の知識を設計課題にも応用可能な形で身につく。
五十嵐 太郎[イガラシ タロウ]
菊地 尊也[キクチ タツヤ]
東北大学五十嵐太郎研究室[トウホクダイガクイガラシタロウケンキュウシツ]
内容説明
建築の図面には、写真や言葉だけではわからない建築家の知恵や思想が詰まっています。本書はそんな図面に着目し、Q&A形式で読み解いていく解説書です。各事例では、はじめに予備知識がなくとも図面から読み取って答えることのできる問題を出題し、続く1~3ページで要点をコンパクトに凝縮して解答・解説しています。事例は、住宅、平面図・配置図、断面図、構造・環境、増改築、特徴のある図面表現、空間の概念の7つのセクションに分け、歴史的建築から巨匠の建築、現代の建築まで古今東西の作品を厳選。建築に関する知識を得られるだけでなく、図面を見る力を養うこともできます。
目次
住宅の図面を読む
平面図、あるいは配置図を読む
断面図から空間を読む
構造を考える/環境を調整する
増改築する
独特の図面表現を知る
空間の概念/新しい空間
著者等紹介
五十嵐太郎[イガラシタロウ]
東北大学大学院工学研究科教授
菊地尊也[キクチタツヤ]
東北大学大学院博士後期課程(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Nishiumi
17
Pinterestなど、世の中に溢れている大抵の情報はイメージに過ぎない。図面を紐解くと、誰かが頭を捻って書いているものなので、必ずその先に思想がある。この建築をこの図面で、この角度から見ることで立ち現れる設計思想。エレガントで良質な問題集である。2026/04/21
てくてく
7
如庵、金沢21世紀美術館、ルーブル美術館といった有名どころから、有名ではないかもしれないけれども考えぬかれた建築物の図面、そして工夫点に関する質問と回答から成る。建築の知識が無いので、ほとんど理解はできないものの、それでも回答(解説)が面白かった。2017/05/20
じゅんぺい
4
世界の有名建築を図面レベルでポイントを掴める。本書のいいところは問題形式なのでしっかり考えてから答え合わせができるところ。しっかり建物空間を想像し、何を意図しているのかを考えることができた。この想像力というものこそ、建築家に必要なスキルなのだろうと思う。如何に利用者、周囲環境を想像し、調和を図った建築物を創造できるか。創造のためにはまず想像が必要なんだろう。建築家でなくても、いつかこんな仕事をしてみたい。2020/08/01
沼垂
1
Q&A形式で読み進めていくようになっているため、頭を使う能動的な読書になる。難易度は低くなく、多少無理なものもあり、後半は飽きてしまった。
christinayan01
1
建築図面問題集? 建築図面1枚から問いが出題され読者は考察するという斬新な本。全75問。次のページを開くと丁寧な解説があり楽しい。割合は住宅と商業建築が半々で、国内海外は7:3。平等院から21美とか身近なのも入っていて、建築学生なんかはかなり創造力の鍛錬になるのでは。2021/10/22




