内容説明
おいらは妖怪小僧。江戸のまちから伊勢神宮までの長いたびを案内するよ。みんな、いっしょについてきてね!
著者等紹介
太田大輔[オオタダイスケ]
1953年、東京生まれ。イラストレーター、絵本作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
101
この表紙の感じが楽しそうなので手に取ってみました。表題にある通り、江戸時代の旅を東海道、伊勢参りという感じで紹介してくれています。かなりこまごまとした感じがしますが、当時の状況をうまく描かれているという気がしました。また人々がたくさん出てきて、その中から変な人物を探す遊びもあります(安野さんや海外の絵本にもあるような)。2023/11/30
yomineko@ヴィタリにゃん
66
読み友様からのご紹介本です📙江戸の旅はもちろん、全編徒歩!!!そこが素晴らしい!大変だけど小さな物も見逃す事なく全て見られて羨ましい!お伊勢参りは特に人々の楽しみだった。信仰深く、タフだった彼らを見習いたい。今と違って景色もとってもきれいだった事だろう。2023/11/24
たまきら
50
読み友さんの感想を読んで。江戸の庶民文化が大好きな自分ですから、こういう絵本はたまりません。ていねいに細部まで描かれたかわいいイラストを見ているだけで楽しくなります。娘さんは東京っ子なのに上方びいきで、平安のお姫様好き。愛読書がマンガ百人一首ですからねえ…。徒歩で伊勢参りかあ…やってみたいなあ。お伊勢様の場面におかげ犬がいたらもっと楽しかったのに…と思う自分は動物好きです。2023/12/01
Yemi
33
江戸時代の旅について教えてくれます。「お伊勢参り」江戸から伊勢神宮までの道のりを2週間かけて歩く様子を絵を交えて見せてくれます。江戸の人々の楽しみだったそうです。旅行をするのにそんな距離を歩いて移動は今では考えにくいですね。でも景色は綺麗だっただろうな。巻末に江戸の街の様子や旅の装束など解説もあります。「江戸絵本シリーズ」大好きです。2025/08/03
p.ntsk
32
『江戸のまち』に続く2作目。江戸から伊勢神宮まで東海道の名所を中心に紹介されています。細かいイラストで描かれていて当時の旅の様子や雰囲気が伝わってきます。巻末には東海道絵地図、江戸の町の解説、旅の豆知識など掲載されています。 2023/11/16