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内容説明
本書はマッサージの臨床推論(意思決定の流れ)を理論的に構築した米国のベストセラーである。マッサージの汎用性は筋骨格系や神経系疾患のアプローチにとどまらず、今や内科疾患および腫瘍に対するマニュピュレーションなど、ひろく認識されている。本書は、理学療法士をはじめ、徒手的に対象者と接する職種(作業療法士、言語聴覚士、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師、整体師、鍼灸師、スポーツインストラクター)および看護師(がん関連の認定看護師など)に対して、最新の知見に基づくマッサージの真髄が述べられており、学生のマッサージ実習テキストとしても最適である。
目次
1 臨床推論の考え方(意思決定の流れ(図)
マッサージ療法の要素
マッサージの禁忌の原則 ほか)
2 各疾患(皮膚疾患;筋と軟部組織疾患;骨格系疾患 ほか)
3 特別なトピックス(がん;医学的治療)
著者等紹介
ワルトン,トレイシー[ワルトン,トレイシー] [Walton,Tracy]
マッサージセラピストであり、研究者と教育者でもある。統合医療の分野において、プログラミングや学校、病院におけるコンサルティングも行っている。1990年より、特別な医学的概念事項にフォーカスしたクリニックを開業している。米国国立衛生研究所(NIH)が出資する臨床試験において、介護においてマッサージを必要とするマッサージ治療とがんの研究分野に従事している。ハーバード大学医学部のBeth‐Israel Deaconess MedicalCenter,H.Lee Moffitt Cancer Centerの同僚や仲間たちと共同研究を行っている
小松泰喜[コマツタイキ]
1989年岩手リハビリテーション学院理学療法学科卒業(理学療法士免許取得)。2007年信州大学大学院工学系研究科博士課程後期生物機能工学卒業(学術博士)。1993年東京厚生年金病院リハビリテーション室。2006年東京大学大学院教育学研究科身体教育学講座特任研究員。2010年東京工科大学医療保健学部理学療法学科教授。2011年東京大学先端科学技術研究センター客員研究員
冨田和秀[トミタカズヒデ]
1992年宮崎リハビリテーション学院理学療法学科卒業(理学療法士免許取得)。2004年茨城県立医療大学大学院保健医療科学研究科理学療法学・作業療法学専攻修了(理学療法学修士)。2008年群馬大学大学院医学研究科保健学専攻博士後期課程生体・環境保健情報科学分野。生体情報科学専攻修了(保健学博士)。1998年亀田総合病院リハビリテーション室。2005年群馬パース大学保健科学部理学療法学科講師。2008年茨城県立医療大学保健医療学部理学療法学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。