内容説明
スペインはヨーロッパ大陸の南西に突き出したイベリア半島の約八六%の面積を占めている。地中海のバイアレス諸島、アフリカ沖のカナリア諸島、北アフリカのセウタとメリリャなどを含めると総面積は約五〇万五〇〇〇平方キロメートルにもおよび、そこに約四六七〇万人が暮らしている。本書では、歴史・民族・言語・食文化にはじまり、フラメンコやサグラダ・ファミリア、ワインやサッカーなど関心の高いテーマを彩り豊かに解説しながら、茫洋とした魅力を放ち続けるスペイン文化の本質を探る。
目次
スペインの歴史
スペインの美術
スペインの建築
スペインの文学
スペインの音楽
スペインの言語
スペインの民族
スペインの食文化
『ドン・キホーテ』
サグラダ・ファミリア
“ゲルニカ”
闘牛
フラメンコ
世界遺産
巡礼
ワイン
サッカー
著者等紹介
川成洋[カワナリヨウ]
法政大学名誉教授。東京都立大学大学院修了。社会学博士(一橋大学)。スペイン現代史学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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クロモジ
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以前南米にいた時、エスパニョールと言ったら、カステリアーノだといわれた意味がわかった。スペインでもサッカーの試合が有料だなんてビックリです。2016/05/02
AKI
0
スペイン旅行前に読了。イスラム教、キリスト教、ユダヤ教が混載し、独特の文化を辿ってきた。とくにメスキータはイスラムとキリストの融合を果たしているといえる。今でも闘牛においては神に捧げるために絶命させる競技である。建築家であるガウディが手掛けたサグラダファミリアは内外装ともに美しかった。料理は有名な料理人がレシピを発展のために公開したことでレベルの高い料理となったようだ。2024/12/05
0
スペイン旅行前の予習に。書籍だから仕方ないが、音楽・絵画は作品紹介に終始してしまい、インターネットのない飛行機で読むにはつらい。2024/10/26