内容説明
基礎的な概念を説明し、その考え方と数学的手順を省略せず繰り返し使用しながら応用に発展させる体系的な構成により、高度な計算も基本操作の延長にあることが理解できるよう工夫されている。解法を丁寧に示した例題とその類題を通して、内容を確実に身につけることができる。付録など復習用の教材を利用して、学生自ら予備知識を評価・補完し、知識のギャップを解消してから学習を進めることができる。つまずきやすい箇所にコメントを挟む、囲み記事を設けてさらに踏み込んだ解説や問題を行うなどの工夫により、学習内容のより深い理解を促す。
目次
第13章 積分(原始関数と不定積分;置換積分;微分方程式:成長と衰退;定積分;解析学の基本定理)
第14章 積分に関するトピック(曲線に囲まれた面積;ビジネスと経済の応用;部分積分;表を使う積分)
第15章 多変数の微分積分(複数の変数をもつ関数;偏導関数;局所的な最大値・最小値;ラグランジュ未定乗数法を用いた局所的な最大値・最小値;最小二乗法;矩形領域における二重積分;一般的な領域における二重積分)
著者等紹介
柳沼壽[ヤギヌマヒサシ]
茨城キリスト教大学経営学部教授。法政大学名誉教授。1944年生まれ。1967年一橋大学経済学部卒業。同年日本開発銀行(現日本政策投資銀行)入行、1988年法政大学経営学部教授。2013年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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