内容説明
ユーザーエクスペリエンス(UX)に取り組み始めたい人や組織への導入がうまくいかずに悩んでいるチームに向けて書かれた実践的なガイドブック。米国のスペシャリストがUXの全体像をわかりやすく紹介すると同時に、UXを進めるうえで組織ではありがちな「専門家のサポートが得られない」「時間がない」「予算がない」といった問題へ対処するためのノウハウを公開している。また、UXチームのつくり方から運営方法までを詳細に解説しており、入門的な内容でありながら専門家にも役立つ一冊。
目次
第1部 マインドセット(ユーザーエクスペリエンスとは;UXを始める;チームビルディング;自分自身とキャリアを育てる)
第2部 実践(現状把握と計画立案;ユーザーリサーチ;デザイン;テストと検証;普及させる;今後の展開)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
閑居
7
「理解のない人たちのために働くのは、もううんざりだ」ー著者のリア・バーレイは、掲示板に投稿されたUXデザイナの悲嘆から語り始める。彼女はユーザエクスペリエンス(UX)を「いかにそのテクノロジーが使いやすいかどうか」と定義し、UXをデザイン、リサーチ、グラフィック及びフロントエンドなどを含む広大な複合領域ととらえる。彼女の言を借りれば、UXデザイナのマインドセットがこの雑多な領域を1つにまとめ、27のメソッドがUXデザイナのマインドセットをすべての関係者に影響を与えるのに役立つだろう。2019/03/19
おいくろ
3
第二部「実践」以降のフェーズごとの手法紹介が有益だった。UXデザインの実践をしていく中でワークショップ設計に非常に悩んでいたのだが、この本からいくつか解決のヒントを得ることができた。ただ裏を返すと、実践経験がない人が読んでも響かないかもしれない。少なくとも入門書ではないと感じた。2016/02/10
やまと
0
リサーチからいろいろ学べる、課題抽出やリサーチ、アイデア、まとめなどいろんなシーンで見返えすとよさそう2025/01/06
tk
0
文章があまりに直訳的で私には読みにくかったです。日本語の文の集まりにはなっているが文章にはなっていない感じ。 「一人から始める」「チームビルディング」のための本で、必ずしも易しい本ではなかったです。 世に存在するメソッドが羅列されているので、それらを他の文献で調べるための道標とするのには良い本なのかもしれません。2022/03/16
smapx
0
現場でつかえそう2021/04/08