叢書インテグラーレ<br> ミスコミュニケーション - 言語学徒英語学徒が語る

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叢書インテグラーレ
ミスコミュニケーション - 言語学徒英語学徒が語る

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  • サイズ B6判/ページ数 165p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784621089088
  • Cコード C0080

出版社内容情報

コミュニケーションに不可避な“ミスコミ”がなぜ、いかに生じるのか。言語学、英語学の専門家が現代日本人のミスコミについて解説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

籠り虚院蝉

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「記号表現の併合を再帰的に繰り返すことによって、ヒトは無限の文を作る文法能力を獲得した。一方、高度の認知能力をもった類人猿は、一定の思考や概念把握はできるが、(中略)併合や再帰の記号能力までは獲得できなかった。ここが類人猿とホモサピエンスの違いである。「こいつは味方、あいつは敵」「これは好きだ」といった好みや感性のようなカテゴリー化は、一定レベルの動物は本能的にもっていて、人間ともコミュニケーションできる。しかし、犬は、(中略)表現することは不可能だろう。」(p.74)―私も早くホモサピエンスになりたい。2015/06/04

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