出版社内容情報
「売上高2兆円超・35期連続増収」を達成した成長力の真実
権限委譲がもたらす"驚き"だらけの商品開発力&人材育成術
大ヒットPB「情熱価格」のブランド再生はなぜ成功したのか?
日本経済を襲ったバブル崩壊、リーマン・ショック、そして新型コロナウイルス禍などものともせず、35期連続増収という猛烈な成長を続ける総合ディスカウント店「ドン・キホーテ」。運営会社のパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)の売上高は2024年に初めて2兆円を突破し、今や日本の小売業界では第4位の巨大企業だ。
その根幹を支える「顧客最優先主義」と「権限委譲」をグループ全体に根付かせ高収益につなげた経営とマーケティング、それらを実行する強力な現場を創造する人材育成はすべてが型破りで"非常識"。アタマでは理解できても、恐らく決してまねすることのできないこの「ヘンなカイシャ」の実態について、同社CEO(最高経営責任者)と、ドンキ躍進の原動力となったPB(プライベートブランド)「情熱価格」のリニューアルを成功へと導いた担当役員、そして外部から支えた博報堂のクリエイティブディレクターが赤裸々につづったのが本書。
流通・小売業界はもちろん、幅広い業種・業界の経営者やビジネスパーソンに示唆を与える1冊。
内容説明
驚きだらけのドンキ流「権限委譲」の真実。人が育つ、ドンキの“非常識”マネジメント。
目次
序章 社長から見ても「ドンキって変」なんですね(笑)
第1章 「情熱価格」をリニューアルしなければならなかったワケ
第2章 「ドンキに行ってみたい」と思わせるブランディング戦略(でも自社だけではできません)
第3章 「ドンキらしさ」の正体
第4章 「驚き」と「正直」ドンキらしい情熱価格にする方法
第5章 ドンキの「ヒット商品」はこうして生まれる
第6章 「教えてお客さま」ドンキ流マーケティング戦略
第7章 ドンキのマネジメントとは「マネジメントしない」こと
第8章 社員もバイトも「みんな好きに」やりなよ!
著者等紹介
吉田直樹[ヨシダナオキ]
PPIH代表取締役社長CEO。1964年大阪市生れ。88年国際基督教大学卒業。95年フランスINSEADでMBA取得後、マッキンゼー入社。2007年PPIHに入社。海外事業本部長兼米国子会社社長。12年取締役、13年専務取締役、15年専務取締役兼CCO(最高コンプライアンス責任者)。18年に代表取締役専務兼CAO(最高管理責任者)となり、19年から代表取締役社長CEO
森谷健史[モリタニタケシ]
PPIH上席執行役員。PB事業統括責任者。マーケティング戦略管掌。2005年4月、株式会社ドン・キホーテ入社。入社後は、第1事業部(家電部門)店舗担当者新宿店に配属。その後、エリア担当を経て生活家電部門責任者を担当。生活家電部門において商品開発を経験したことをきっかけに、PB推進部の家電責任者として多くのPB商品の開発を手掛ける。17年からはデジタル戦略責任者としてアプリ開発に携わる。19年にPB事業戦略本部本部長に就任、「情熱価格」のリニューアルを行う。誰よりも楽しむことをモットーに、仕事が労働にならないよう率先して楽しむことを心掛けている
宮永充晃[ミヤナガミツアキ]
博報堂クリエイティブディレクター/クリエイティブ局部長/YOKIリーダー。2012年博報堂入社。博報堂DYメディアパートナーズに出向し通販クライアントを担当。その後、マーケティング部門に異動し、コミュニケーション戦略・商品開発・事業戦略・中期経営計画策定を担当。現在はクリエイティブ部門に属し、複数領域を統合的にプランニング(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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