出版社内容情報
地球環境問題及び地域環境問題を考える際の多様な見方とアプローチを学際的に俯瞰する。
内容説明
環境問題の複眼的な捉え方とその多様な解決策に関する研究の最先端を紹介し、将来社会のあり方を考える。
目次
第1部 環境問題をどのように捉えるか(開発による強制移住―経済成長が引き起こす犠牲とは?(ジェーン・シンガー)
衛星からみる環境問題―都市の拡大と砂漠化(西前出)
生態系サービスと社会(橋本禅) ほか)
第2部 環境変化とどのようにつきあうか(新規有機化合物の有用性と危険性(田中周平)
大地をめぐる環境保全・創造―「土」の機能を活用する(乾徹)
エコロジカルサニテーション―健康と環境を衛るしものふんべつ(原田英典) ほか)
第3部 自然災害への適応力をどのように高めるか(自然災害と地域社会(落合知帆)
東日本大震災から学ぶコミュニティ防災へのアプローチ(ショウラジブ・松浦象平)
防災・減災の視点で今を見つめる―巨大災害と防災・減災のこれから(奥村与志弘))