出版社内容情報
生命科学を理解するための有機化学をビジュアルにまとめた教科書。有機反応機構の解説が充実し、演習問題と解答も多数掲載。
内容説明
米国で高い評価を受けている“Fundamentals of General,Organic,and Biological Chemistry”(第7版)の翻訳。「物理法則によって成り立つ化学」と「化学反応によって成り立つ生命活動あるいは現象」を関連づけながら学ぶことができる教科書。生化学編では、生命現象とその背景にある有機化学が簡潔に示されており、生命現象の“必然性”が理解できる構成になっている。また、生化学的現象と日常生活との結びつきも多数例示し、興味関心が深まるように工夫されている。バイオ系、生命科学系、食品系や、理学系、工学系で生命科学を学ぶ多くの学生に理解してもらうことを目標に、視覚的な図や写真、ポイントを強調した化学式を使って解説。また、前の章と関連する箇所には、参照のアイコンを設け、理解を深められるようにしている。第4版(原書7版)では、生命現象のみならず、生化学と日常生活の中の化学との関連も強調して解説する。
目次
アミノ酸とタンパク質:生化学のはじめの一歩
酵素とビタミン
生化学エネルギーの発生
炭水化物
炭水化物の代謝
脂質
脂質の代謝
核酸とタンパク質の合成
ゲノム科学
タンパク質とアミノ酸代謝〔ほか〕