内容説明
日常の生活で目にしていることを、少し違う視点で眺めてみましょう。耳を澄まし目を凝らし、ちょっと考えてみると、当り前に思っていることの背景にある物理の楽しさが見えてきます。不思議に見えても、身近になりつつある量子の世界を通じ、進展する物理学の一端も紹介します。
目次
3部 アウトドアでの物理(海まで蛇行して;湖からの川;大洋の音のブース;青色の中で;細長い月影;フーコーの振り子と川岸の右侵食;月によるブレーキ)
4部 量子世界への窓(不確定性原理;雪玉、ナッツ、泡、そして…液体ヘリウム;千年紀末、超伝導への熱き思い;SQUIDって何?;超伝導磁石;磁気共鳴イメージングとは何か?;量子コンピューターをめざして)
著者等紹介
村田惠三[ムラタケイゾウ]
1972年京都大学理学部物理学科卒業。1977年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了(理学博士)。通商産業省工業技術院電子技術総合研究所。1996年大阪市立大学大学院理学研究科教授。2015年同名誉教授。現在、ソウル大学客員教授、大阪経済法科大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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