内容説明
日常の生活で目にしていることを、少し違う視点で眺めてみましょう。耳を澄まし目を凝らし、ちょっと考えてみると、当たり前に思っていることの背景にある物理の楽しさが見えてきます。ワインの起源や検定法、コーヒーにまつわるエピソードなど、イタリア、ロシア、そしてヨーロッパの文化にも豊かに触れています。
目次
1部 土曜の夜に物理を語る(なぜバイオリンから音が出るのか;音を奏でるゴブレット;泡としずく;魔法のランプの不思議;水マイク―電話の父・ベルのもう一つの発明;波はどうやって情報を伝達するのか;どうして送電線はうなるのか;砂の上の足跡;雪の移動の防ぎ方;列車の中のできごと)
2部 台所で物理を語る(すべてのはじまりは卵から;マカロニ、スパゲッティと物理学;湯が沸騰する音はどこから?;おいしいコーヒーの物理学;“いまこそ飲むべし”:物理屋はワイングラスを囲んで語らう)
著者等紹介
村田惠三[ムラタケイゾウ]
ソウル大学客員教授。大阪経済法科大学客員教授。大阪市立大学名誉教授。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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