出版社内容情報
大規模線形方程式系の解法における反復法の中で、現代の潮流である、Krylov部分空間法を紹介し、実際の適用事例を詳しく解説。
内容説明
本書では、反復法の中でも現代の潮流であるKrylov部分空間法を紹介する。最新のハイブリッド双共役勾配法や帰納的次元縮小法、現在最も頑強(ロバスト)であるといわれるPetrov‐Galerkin方式の解法、対称行列の前処理法、さらに実際の適用事例などを詳しく解説する。
目次
1 ハイブリッド双共役勾配法と帰納的次元縮小法
2 GBi‐CGSTAB(s,L)法
3 前処理1
4 Bi‐CGSafe法系統の反復法と前処理2
5 事例研究
6 複素密行列問題
著者等紹介
藤野清次[フジノセイジ]
九州大学情報基盤研究開発センター先端計算基盤研究部門
阿部邦美[アベクニヨシ]
岐阜聖徳学園大学経済情報学部経済情報専攻
杉原正顯[スギハラマサアキ]
青山学院大学理工学部物理・数理学科
中嶋徳正[ナカシマノリマサ]
福岡工業大学情報工学部電気通信工学科(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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