出版社内容情報
四則演算レベルの数学で、特殊相対論と一般相対論の考え方が詳述。アインシュタインの考えが実験でどう実証されたのかを解説。
アインシュタインは「常識とは18歳になるまでの間に心の中に堆積していった偏見の層である」と述べている。本書は相対性理論をやさしく解説しながら、アインシュタインが相対性理論によって数々の常識をどのように打ち破っていったかに焦点を当てる。何かを生み出したい、閉塞した時代を変えたい、そんなときのヒントも詰まっているかもしれない。
第一部 特殊相対性理論
相対性原理と光の速さ
時間の遅れ
双子のパラドックス
長さの短縮
同時性の喪失
時空図
四次元時空
究極の速さ
E=mc^2
第2部 一般相対性理論
等価原理
加速と重力の時間への影響
双子のパラドックス再考
光の湾曲
曲がった空間
ブラックホール
重力波
宇宙
【著者紹介】
『マンガでわかる物理 [力学編] 』『Excelで学ぶやさしい量子力学』など著書多数。
内容説明
本書では、難しいと思われがちな相対性理論を平易に解説します。そして、アインシュタインがどのようにして“常識”に立ち向かっていったかを、ていねいに説明しています。ものが縮んで見える、時間が遅れる、という非日常的な現象は、起こらざるを得ない現実なのです。「常識を疑え」と言われますが、ただ疑うだけでは先に進めません。本書には、常識の正しい疑い方のヒントが詰まっています。
目次
1 特殊相対性理論(相対性原理と光の速さ;時間の遅れ;双子のパラドックス;長さの収縮;同時性の破れ;時空図;4次元時空;究極の速さ;E=mc2)
2 一般相対性理論(等価原理;加速度と重力が時間に与える影響;双子のパラドックス再考;光の湾曲;曲がった空間;ブラックホール;重力波;宇宙)
著者等紹介
スタナード,ラッセル[スタナード,ラッセル] [Stannard,Russell]
オープン大学名誉教授。高エネルギー物理学が専門。ブラッグメダルなど栄誉ある数々の物理学の賞を受賞。その一方で、子ども向けから大人向けまで科学の啓蒙書の執筆多数
新田英雄[ニッタヒデオ]
東京学芸大学教育学部教授。理学博士。専門は、理論物理学および物理教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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白義
壱萬参仟縁
まえぞう
秀ポン
まつけん