出版社内容情報
細菌学の父パスツールの人生と功績を写真と挿絵でわかりやすく解説。親子で楽しむ20個の体験学習コーナーを日本向けに書き下ろし。
内容説明
ルイ・パスツールは、食品の腐敗や多くの病気の原因が微生物であることを発見し、伝染病で苦しむ人びとを救うためにワクチンを開発しました。パスツールが行った研究のかずかずは、当時の化学、生物学、医学に革新をもたらしました。現在のわたしたちの生活においても、いたるところにパスツールの研究が生きているのです。絵を描くのが好きだった平凡な少年が、どのようにして「微生物学の父」とよばれる偉大な科学者になったのでしょうか。本書は、パスツールの人生と研究について、たくさんの挿絵とともにわかりやすく解説します。“ためしてみよう!”のコーナーでは、パスツールの考え方や発見を、楽しく体験することができます。本書を通じて、パスツールの生き方をたどってみましょう。
目次
1 使命感のめざめ(ジュラ山地出身の子どもとして;美術の才能 ほか)
2 発酵の研究(ヨーロッパへの道;リール大学 ほか)
3 微生物学の発展(ワインのなかの真実;ビールと愛国心 ほか)
4 栄光のワクチン開発(炭疽病との闘い;「のろわれた畑」の調査 ほか)
パスツールがわたしたちに遺してくれたもの(ジフテリア;ペスト ほか)
著者等紹介
佐藤直樹[サトウナオキ] [Galipon,Josephine]
1953年生まれ。理学博士。東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は植物ゲノム科学、生命基礎論、生物情報解析
ガリポン,ジョゼフィーヌ[ガリポン,ジョゼフィーヌ]
1985年生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。専門は生物化学
佐藤薫[サトウカオル]
1992年生まれ。東京工業大学工学部在学中。専門は社会工学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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