内容説明
特許や著作権をめぐって、法律上・倫理上の問題を起さないための正しい知識をまとめた教科書。大学や企業で研究者・技術者として働くさいに必須である科学・技術に関する倫理の基本的な考え方・研究成果に対する考え方など、国際社会で活躍するための知識を解説。これまでの工学倫理の教科書では取り上げられなかった現代社会の課題であるＣＳＲや生命倫理も詳述した新しいタイプのテキスト。
目次
１ 工学倫理の基本概念（科学研究を支える自由と相互信頼；核兵器開発を巡って発生した科学者の社会的責任問題 ほか）
２ 企業の社会的責任（企業の社会的責任：ＣＳＲ；ＣＳＲと持続可能な社会 ほか）
３ 特許の基礎知識（特許制度の目的；わが国の特許制度 ほか）
４ 生命科学と倫理（生命；倫理 ほか）
著者等紹介
今中忠行［イマナカタダユキ］
１９６９年大阪大学大学院工学研究科博士課程中退。現職：立命館大学生命科学部教授。専門：生物工学
中川浩行［ナカガワヒロユキ］
１９９２年京都大学大学院工学研究科修士課程修了。現職：京都大学環境保全センター准教授。専門：反応工学、環境化学
西本清一［ニシモトセイイチ］
１９７５年京都大学大学院工学研究科博士課程修了。現職：京都大学大学院工学研究科教授。専門：物理化学・化学生物学
松田一弘［マツダカズヒロ］
１９７１年大阪大学大学院理学研究科修士課程修了。現職：京都大学大学院法学研究科教授。専門：知的財産権法（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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