シュッツ相対論入門〈2〉一般相対論 (第2版)

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  • サイズ A5判/ページ数 p142/高さ 22cm
  • 商品コード 9784621083116
  • NDC分類 421.2
  • Cコード C3042

内容説明

相対性理論の定番教科書の待望の改訂版。難解とされる相対性理論であるが、本書の記述はやさしくていねいであり、初心者が、基礎的な物理概念と実験の意味を理解しつつ、きちんと勉強する際の最適の教科書である。本書は「物理法則の座標系からの解放」という一般相対論の本質にもかかわる立場をとる。重要な概念は、繰り返し別の観点から説明し、混同しやすいところは面倒をいとわず注意を促している。また、章末には多くの練習問題を難易度の順に配した。改訂版では、近年の観測から明らかになった、ブラックホールの物理や重力波の観測、宇宙論についての新たな進展を盛り込んだ。2巻は、曲率の導入から、時空の物理学に至る一般相対論の解説であり、現代天文学、宇宙物理の重要なトピックを取り扱っている。

目次

5 曲率の導入
6 曲った多様体
7 曲った時空での物理
8 アインシュタイン方程式
9 重力波
10 球対称星
11 シュワルツシルト幾何学とブラックホール
12 宇宙論

著者等紹介

江里口良治[エリグチヨシハル]
東京大学大学院総合文化研究科教授、理学博士。昭和48年東京大学理学部物理学科卒業。昭和53年同大学大学院理学系研究科(天文学課程)博士課程修了。昭和58~59年マックス・プランク天体物理学研究所研究員

二間瀬敏史[フタマセトシフミ]
東北大学大学院理学研究科教授、Ph.D.。昭和52年京都大学理学部宇宙物理学科卒業。昭和54年同大学大学院工学研究科修士課程修了。昭和56年英国ウェールズ大学ユニバーシティ・カレッジ・カーディフ博士課程修了。マックス・プランク天体物理学研究所研究員、ユニバーシティ・カレッジ・カーディフ研究員、アメリカ・ワシントン大学研究員を経て、昭和63年、弘前大学理学部助教授、平成3年同教授を経て平成7年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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がりがり君

2
記述があっけなさすぎるから何度も上巻に戻らなくてはいけなかった でもそのおかげで数式がワルツを奏で出した 素っ気なく見えて理解してみると数式というのは一見寡黙に見えて実に表現力豊かだ ようやくリーマンテンソルまでいったかな 例のごとく応用は読み飛ばし2016/08/03

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