水の世界地図―刻々と変化する水と世界の問題 (第2版)

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水の世界地図―刻々と変化する水と世界の問題 (第2版)

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  • サイズ B5判/ページ数 127p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784621082478
  • NDC分類 517
  • Cコード C0060

出版社内容情報

世界中で起こっているさまざまな・あらゆる水問題を、各項目ごとに見開きで解説。確かなデータをもとに、各問題の状況を世界地図上で色わけし、グラフで示している。

世界では、国・地域によって、まったく異なる水事情、水問題が起きている。飲み水の問題から、水へのアクセスの問題、気候・環境の変化、使用できる水の量、水質、公衆衛生、農業生産や工業生産で利用する水の量―私たちが知らず知らずに使っている水の量、水ビジネス、水の管理など、さまざまな・あらゆる水問題を、各項目ごとに見開きで解説。世界中のどこでどのような水問題が起きているかを知ることができる。確かなデータをもとに、世界地図上で状況を色わけしてみせる、イラスト付きのグラフなど、工夫を凝らしてまとめられている。また、問題解決の取組みなど、水問題の進展と現状をきちんと解説。

1 有限な資源 (地球は水瓶(みずがめ)/水不足/増大する需要/先細る供給/競合と紛争)
2 環境プレッシャー (気候の変化/都市化/変更される水路/干上がる湿地/乾燥地と旱魃(かんばつ)/洪水)
3 生きるための水 (飲用水/公衆衛生のための水/家庭用水/水と疾病/疾病媒介動物/食料のための水/水が奪うもの)
4 生産のための水 (灌漑(かんがい)/工業のための水/エネルギーのための水/漁業のための水/輸送とレジャー/売るための水)
5 傷ついた水 (水汚染物質/水汚染/傷んだ水路/脅威にさらされる生態系)
6 未来の水 (ミレニアム開発目標/条約と約束履行/深まる協調/水管理/ウォーターフットプリント/値段の付いた水/技術による解決策)
7 表 (需要と資源/水の利用)

用語集 便利な単位換算 出典

【著者紹介】
沖 大幹:東京大学生産技術研究所 教授

内容説明

地球上には充分な水がある。なのに世界で5億人が水不足に直面する。それは、なぜか。めまぐるしく変わる世界の水問題の続き、初版とはまた違った新たな視点から、最新のデータ、知見でまとめた「水の世界地図」。

目次

1 有限な資源(地球は水瓶;水不足 ほか)
2 環境プレッシャー(気候の変化;都市化 ほか)
3 生きるための水(飲用水;公衆衛生のための水 ほか)
4 生産のための水(潅漑;工業のための水 ほか)
5 傷ついた水(水汚染物質;水汚染 ほか)
6 未来の水(ミレニアム開発目標;条約と約束履行 ほか)
7 水データ(需要と資源;水の利用)

著者等紹介

ブラック,マギー[ブラック,マギー][Black,Maggie]
国際的な問題に関してユニセフ(UNICEF)やWateAid(水と衛生に関する国際NGO)、The Global Water Partnership(GWP、グローバル水パートナーシップ)などに寄稿

キング,ジャネット[キング,ジャネット][King,Jannet]
長い間、政治、社会、環境の図解書の調査、編集に携わってきており、著書に受賞作品『Atlas of Food(邦訳:食料の世界地図)』、世界銀行の開発、環境、人間の安全保障についての小地図シリーズがある

沖大幹[オキタイカン]
東京大学生産技術研究所教授。博士(工学)、気象予報士。東京大学工学部卒業。東京大学生産技術研究所助手、助教授を経て、現職。専門は地球水循環システム、気候変動に関わる政府間パネル(IPCC)第5次報告書統括執筆責任者、国土審議会委員なども務める

沖明[オキアキラ]
東京大学法学部卒業。住友銀行(本店支配人)、明電舎(副社長)を経て現在(株)クロス・マーケティング監査役、(有)沖商会社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

14
日本地図のよりも図は大き目でわかりやすい。2009年初出の邦訳。1キロカロリーの食料生産に水1リットル必要(6頁)。最近、マックの価格を上げているが、ハンバーガーも相当に水を大量使用した結果の財と認識したい。増大する需要に対し、先細る供給(18-21頁)。TIME誌で初めて知っていたが、ヨルダン川の使用不公平はパレスチナ人1日70ℓなのに対し、イスラエル人290ℓ(23頁)。多数派が少量しか利用できない不公平さ。インドには4300もの大ダムがある。人口も12億以上ならやむを得ないかもしれないが(31頁)。2014/01/05

ののまる

13
1kcalの食物を生産するために水1Lが必要。つまり人間は1日2〜5Lの水を飲み、食事には3000Lの水を使っている。2025年には世界人口の三分の一が水不足に直面する地域に住む。水自体は減っていないが、問題は需要が過大であるということ。製造や生産に大量に水を使う製品・食物を先進国は利用しており、先進国一人一日あたり1700L使うが、途上国では一人25Lである。2016/05/20

12
ここまで逼迫した状況だったとは。農・工・鉱・石油業、謂わば身の回りのもの全てに水が大量に使われている事を意識したことが無かった。リサイクル・太陽光発電・CO2温暖化など定期的に良心につけこむ詐欺が流行るが、全ての根幹にある水の問題こそボトルネックなので重要視されるべき。石油は無機由来説が真実だろうから枯渇問題は無視できる。ダムやバングラデシュの地下水過剰組み上げによる天然ヒ素混入等の、不可逆変化を考えると絶望的すぎてどうするんだって感じですけどね…。とりあえず作る事自体エコじゃないエコカーはんたーい(適当2014/01/08

こずえ

0
水の知とあわせて読みたい。 あちらは教科書、こちらは資料集といった塩梅。 より詳しく知りたい人は参考文献をあたるとよい

べしぇ

0
1、地球上のわずかな水しか利用できてない2、水不足は人口密集地と降雨地のギャップ、乾燥地域での灌漑への利用による3、農業用水が7割と圧倒的に多い4、地下水は涵養されない限り減ってくのに、無秩序に減ってる5、水紛争は他の外交問題の一部となっている6、アメリカや地中海、中東やオーストラリアでは雨減少、アジアで増えても降り方が極端になり使いにくい7、都市は危機的状況、民営化はうまくいかない、コスト高い8、ダムは世界で五万個、生態系の分断、土砂の遮蔽2014/06/09

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