内容説明
言うべき言葉はゴクリと飲み込んでは、消化不良でイライラをつのらせている。そんな悩みの原因を、多くの女性と関わってきたカウンセラーがケース・スタディを用いて丁寧に分析。魅力的な自己表現法が身につく“アサーテイブ・トレーニング”で、コミュニケーション上手で積極的なあなたに生まれ変わる。
目次
第1章 自己主張の苦手なあなた
第2章 なぜ自己主張できないのか
第3章 自己主張するということ
第4章 自己主張のトレーニング
第5章 さわやかに自己主張するために
第6章 “主張的”な女性に生まれ変わる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chie
11
私は今まで、優しさとは人の気持ちを察することだと思っていたけれど、本書では、自分がいうべきことをいわず、相手に察してほしいと思うのは、どちらかといえば子供っぽい甘えで、人間関係が発展的であることはむずかしい、とのことで、なるほどと思いました。自分の思いを、攻撃的にならずに、さわやかに相手に伝えることは、人間関係を楽に築くうえでの、これほど明快な方法はないのではないかと思いました。さわやかに自己主張するための5つのポイントは、日々思い出して励みにしていこうと思っています。2023/10/20
あおい
0
他人と良い関係を持つために適切な自己主張が必要だよね、っていう認知行動療法的な本。出版自体25年以上前でやや前時代的な思想がやや気になる。適切な主張が大切なのは分かったけれど、人と話すときの脳の回転遅くてどうにもならないので、そっちを早くするために何かできないか考えたい。 以下ポイント5つ(p.183より) ①自分がどうしたいのかはっきり確認 ②相手の反応を勝手に予測しない ③自分の言い分は本当に自分勝手か ④結果をおそれない ⑤相手を攻撃しない2020/06/09