内容説明
知識構成システム論とは、「しなやかなシステム方法論」と「知識マネジメント」を融合した、知識創造への包括的・プロセス的アプローチのこと。本書ではこの方法論と応用事例を紹介。同時に、多様な知識創造スパイラル及びそれら理論の検証・正当化に言及する。
目次
第1章 知識創造のスパイラル
第2章 知識の連続再構成モデル
第3章 知識構成モデルの適用事例
第4章 モデルの社会学的解釈
第5章 知識構成モデルの正当化
第6章 知識社会のシステム思考
著者等紹介
中森義輝[ナカモリヨシテル]
京都大学大学院工学研究科数理工学専攻博士課程修了。工学博士。甲南大学理学部応用数学科勤務を経て、1998年4月より北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kunitoshi Yonekura
0
知識創造のモデルを石川県で実際に行われたケースを交えて説明しています。2014/06/08
ventetneige
0
正直なところよく分からない部分が多かった。まあ勉強不足なところは否めないので勉強するとしよう。システム方法論の知識がないと理解には苦しいと感じた。2011/05/06
kozawa
0
知識マネジメントSECI等をベースに著者の研究の結果を例を交えて解説したもの。理論の解説本であって実用性が高いとはあまり思えないが、まぁこういうジャンルも大切にしたいものだが。2010/04/06