目次
本編(桜のサイエンス;種々の桜;桜と文化;桜の楽しみ方)
アドバンス編(桜の開花の仕組み(資料)
甦る江戸の桜画―桜狂の画家・三熊思孝)
巻末資料(桜の園芸品種;桜の名所;全国の桜名所の地)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
1
桜だけで、1冊の本になっています。 植物学的な内容から、どこにどういう桜があるかという地誌的な情報まで。 ぱっとひらいたら、108ページの根尾谷の薄墨桜の写真のページだった。 多色刷りの写真があるのはとてもうれしい。 薄墨の淡い色をうまく表現している。 写真がページの8分の1程度で、ちょっと迫力に欠けるのが悲しい。 現地では、広々とした空間と薄墨桜の広がりの大きさに感動した。 できれば、だいたいでいいので、広がりと高さの情報があるとうれしい。 花見酒を飲む前に、読んでおいて、含蓄を垂れるのも一興。2010/05/19