内容説明
本書は、従来の生理学テキストとは一線を画した新時代のテキストです。生理学の全範囲をカバーしながら、詳細にわたる説明は避け、従来とは異なった視点から、基礎的な説明に重点をおいています。簡潔、明解な記述はカラーを駆使した多くの図表と共に読者の理解を助けます。また、生理学と関連臨床医学の基本概念が身につくよう構成されています。
目次
生理学とは
体の化学的組成
細胞の概要
細胞膜の輸送機能
シグナル伝達の原理
神経細胞とその結合
筋肉
感覚系
運動系の生理学
自律神経系
高次神経機能のある側面
ホルモンによる身体の調節
血液の作用
感染に対する生体防御:炎症と免疫
心臓と循環
呼吸系
腎と内部環境の調節
消化器系
身体に必要な栄養素
男性および女性生殖器系の生理学
受精、妊娠および授乳
胎児と新生児の生理
成長の調節
エネルギー平衡と代謝率の調節
運動の生理学
体温調節
血糖値の調節
体液量の調節
酸塩基平衡
高所と潜水中での生理機能
臨床生理学
著者等紹介
岡野栄之[オカノヒデユキ]
慶應義塾大学医学部教授
植村慶一[ウエムラケイイチ]
慶應義塾大学名誉教授。埼玉医科大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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