内容説明
論文の投稿先の選び方、投稿前にすべきこと、ジャーナルのエディターとのコミュニケーション、アクセプトされた後のプルーフ(ゲラチェック)など、多くの書類が出し惜しみする話を中心に、経験豊かな筆者たちがそのノウハウをあますところなく解説。CAMBRIDGE UNIVERSITY PRESSで最も定評ある科学論文書の後半部分の翻訳。
目次
1章 何度も書き直して一貫性のあるものにしよう(サクサク仕事をこなしていく;全体的に書き直す;表現を短くしていると、短くしすぎたりすることがある)
2章 どんな語を使ったらよいか、そして、どんなスタイルで書いたらよいか、そして、どんなスタイルで書いたらよいか、また、どんな構文で書いたらよいかよく考える(よいことばを選ぶ;動詞に要注意;何を何で修飾するのかに注意しよう;注意しなければならないことは山のようにある)
3章 文法に数、そしてスタイルに気をつける(書いた文章を微調整する;数字は細心の注意を払って使うようにしよう;原稿のチェック方法をいろいろ試してみる)
4章 The Rest of the Story(本当に大切なことは…)(論文の刊行に向けて準備をする;前へ進んだり、また振り出しに戻ったり:編集者の仕事;国際ジャーナルにアクセプトされるコツ;倫理的な問題;法的な問題)
著者等紹介
マシュー,ジャニス・R.[マシュー,ジャニスR.][Matthews,Janice R.]
生命科学分野全般の知識を有するライターであり教育者。これまで大学や一般企業に属しながら、本や技術マニュアルの編集、さらに何百にも及ぶ獣医学・生物科学の研究論文の編集に携わってきた
マシュー,ロバート・W.[マシュー,ロバートW.][Matthews,Robert W.]
ジョージア大学の卓越教授。UGA教育アカデミーのメンバー。昆虫行動学の専門家でこれまで165本を超える研究論文を発表
畠山雄二[ハタケヤマユウジ]
1966年静岡県生れ。東北大学大学院情報科学研究科博士課程修了。博士(情報科学)。現在、東京農工大学准教授。専門は理論言語学
秋田カオリ[アキタカオリ]
1968年東京都生れ。東京農工大学大学院工学研究科博士課程修了。博士(工学)。現在、東京農工大学女性未来育成機構特任准教授。畠山雄二とペアを組んで科学技術系の翻訳も手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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