内容説明
星とはいったい何か。この問に対して現代天文学は、かなり明確な回答を与えることができる。本書では、恒星の構造やその一生について解説し、天文学の研究の方法や考え方にも触れる。星ははるか彼方にあり、手にとったり間近に行って調べることはできない。星の研究は観察することから始まり、その結果を整理して体系的に記述し、観察したデータに規則性・法則性を見いだしていく。本書で、星の成り立ちを知るとともに、星の観察方法やデータに表れる星の世界を見て行こう。
目次
第1章 現代天文学と星座
第2章 恒星の世界
第3章 恒星界の多様性
第4章 恒星界の規則性
第5章 非恒星状天体のリスト、メシエカタログ
第6章 星とは何か―恒星の内部構造理論
第7章 星の一生1・星の誕生と成長の理論
第8章 星の一生2・星の最期
著者等紹介
中嶋浩一[ナカジマコウイチ]
1942年生まれ。東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。理学博士。東京天文台(当時)助手、一橋大学教授を経て、2006年同大学名誉教授。専門は、位置天文学、データベース天文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なかち
2
天空は星座によって区分される。惑星は太陽の周りを公転しながら自転している。星の明るさは地球から見えるのと実際のとでは差がある。色で星の温度がわかる。恒星は動かない星だかわずかに「固有運動」して星座の形が変わる。地球の二点から一つの惑星の角度を測ると距離がわかる。人口衛星によって大気に干渉されず観測できる。新星は突然明るくなる星。太陽くらいの大きさだと爆発せず萎む。恒星の大きさは様々だが質量の差は小さい。太陽は気体、天然の原子炉。地球も宇宙も同じ物理学でわかる。カミオカンデは数百年に一度の超新星爆発を観測。2011/07/25
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