内容説明
例題をＥｘｃｅｌで解きながら化学工学の基礎を気軽に楽しく学べる本。分離塔の高さや装置容積を求めたり、コストの計算まで、現場のエンジニアの実務に近い例題を多く取り上げた。Ｅｘｃｅｌの操作性を生かし簡単なシミュレーションを行い、感覚的に学ぶことができる。例題で使用するＥｘｃｅｌデータはすべて、専用ホームページから無料でダウンロード可能。Ｅｘｃｅｌの操作はそのつど解説してあるので、Ｅｘｃｅｌの初心者も手軽に読むことができる“化学工学を実践する”入門書。
目次
技術計算のためのＥｘｃｅｌのツール
蒸留
抽出
吸引
ガス系の膜分離操作
液系の膜分離
吸着・クロマトグラフィー
調湿
乾燥
粒子系操作・晶析
プロセス流体工学
装置内の混合モデル
伝熱
反応工学
制御
総合問題
著者等紹介
伊東章［イトウアキラ］
新潟大学工学部化学システム工学科助教授。１９８２年東京工業大学大学院理工学研究科化学工学専攻博士課程修了。１９８２年東京工業大学工学部助手。１９８３年新潟大学工学部助手。１９８６～１９８７年の間、シンシナティ大学工学部留学。１９８８年より現職
上江洲一也［ウエズカズヤ］
北九州市立大学国際環境工学部環境化学プロセス工学助教授。１９９２年東京大学大学院工学系研究科化学工学専攻博士課程単位取得満期退学。１９９２年東熱化学株式会社入社。１９９３年九州大学工学部助手。２００１年より現職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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