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内容説明
《「はじめに」より》
これは本ではない。
あなたが最短距離でマーケティングを学ぶためのマニュアルだ。
これを読めば、成功を最大化し、失敗を最小化するための考え方が身につく。
ここでは、マーケティングはなぜ、どうすればうまくいくのかを説明している。
荒れ狂う大海原のような世界を渡っていき、変化を推進するためのガイドとなるだろう。
●マーケティングの現場で今すぐ使えるアドバイスが充実
・製品の何をアピールすべきか
・アイデアはどこから得るべきか
・広告は誰に向けるべきか
・広告はどこに出すべきか
・消費者調査ではどう質問すべきか
・調査結果を読み間違えないために、何に気をつけるべきか
・競合他社が価格を変えたとき、どう対応すべきか
・プライベートブランドとどう対抗すべきか
……ほか
●具体的な事例の成功・失敗の分析も収録
・コカ・コーラは、なぜ味を変えないのか。
・ラテンアメリカでコカ・コーラの売り上げを毎年10%アップさせた戦略。
・洗浄能力を謳ったP&G社とくつろぐ女性のイメージを打ち出したアヤックス社。
台所用洗剤のシェアを伸ばしたのは……。
・著者の青春時代の憧れだったリーバイスのジーンズを、なぜ息子は欲しがらないのか。
・TVCMをやめたレッドブルが、売り上げを伸ばしたのはなぜか。
……ほか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たか
4
ブランドを消費者に浸透されるための本であるが、単位フレームワークや数字手的な根拠だけでなく、感情脳に訴えることが重要との発想はとても理解できる。 現在、CMだけでなく、ブランテッドムービーが流行っていることもうなずける。2018/08/09
hiyu
3
「人に恋をさせる」と依存の境目はどこかなと明後日のことを考えながら読んでいたが、著者の思いを強く感じるものであった。確かに、著者も指摘しているように読み進めるほどしんどかった。ただし、最後の「マーケティングにおける10の結論」について、これは箇条書きにして見えるところに貼っておくのも手かなと思うものであった。2018/03/26
枕
1
元コカ・コーラ全世界統括マーケティング・ディレクターの人を動かすマーケティングについての本。 マーケティングが「モノを売る仕組みであること」を前提に「消費者の感情に触れる」訴求こそがブランディングであると定義している。 コーラはペプシと異なり、機能を謳わず「幸せなシーンに寄り添う」ことで、楽しい時・幸せな時にコーラを買ってもらう仕掛けをした。 感情に寄り添うことで、次に楽しい時・幸せ時にもう一度コーラを買うから、自然にリピーターをつくることができる、らしい。機 能や価格ではなく、感情に寄り添うって大事だ。2017/11/12
ふー
0
ファンベース関連として乱読の一冊。物を売る為には、遠回りも必要なのかも。 2023/03/04
littlelielittle
0
素晴らしい本。いわゆるブランディングの大切さを説いた本はたくさんあるけれど、個人的にはこれが一番腑に落ちた。「ブランディングの科学」という破壊的な一冊に対する反論もなされていて、そういう意味でも非常にバランスのよい一冊。これからマーケティングを仕事にする人にぜひ勧めたい。 2021/05/18