内容説明
物語形式で楽しく読めて、知らず知らずのうちに、日常のイタリア語とイタリアの文化と歴史が学べてしまう大変ユニークなイタリア語読本。初学者の最初の一歩、とっかかりとして最適な入門書。場面ごとに章が設けられているので、興味のあるところから読み始めることができる。写真多数掲載。
目次
第1章 空港にて
第2章 ホテルにて
第3章 古代都市ローマ
第4章 教会国家ローマ
第5章 ローマからフィレンツェへ
第6章 フィレンツェ
第7章 ヴェネツィア
第8章 ミラノ
第9章 ナポリ
著者等紹介
岩倉具忠[イワクラトモタダ]
1933年東京に生まれる。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。京都大学文学部教授を経て名誉教授。現在京都外国語大学教授
近藤直樹[コンドウナオキ]
1969年奈良に生まれる。同志社大学文学部卒業。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。1997~98年ナポリ大学留学(イタリア政府奨学生)。現在京都外国語大学講師。専攻はイタリア演劇とナポリ文化
カロリーナ,カパッソ[カロリーナ,カパッソ][Carolina,Capasso]
ナポリに生まれる。ナポリ東洋大学卒業後来日、京都府立大学大学院文学研究科修士課程修了。NHKラジオイタリア語講座のアシスタントとして活躍。現在京都市立芸術大学他でイタリア語講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぞしま
2
謳い文句の甘さ……こんな風に上達するわけがない。歴史も学べない、ゆえにおすすめしない。2018/04/17
Heihe Tian
1
分量も少なく気軽に読める入門書。物語や歴史紹介のおかげで読みやすい。ただ、説明してある文法事項はそれなりのことを書いてあるので、全て理解しながら読むのは初心者には無理。本格的な学習への動機付けぐらいに考えるべき。2013/01/16
ティス@考える豚
1
読了。イタリア語を学び始めて一月も経たない私にしてみれば『はじめて』と言うには難しすぎる。中途半端に語学とイタリアの地名と歴史を詰め込んであるので、どれもかれも面白みをもって学ぶことができない。主人公の春香のイタリア旅行を通して、読者に色々教授しているが、物語も内容も最後まで中途半端。私ならイタリア語初心者にオススメすることはできない。2010/12/05
弥太郎岩崎。
0
図書館で借りた。貸出期間中で読了できるかどうか…!私はトリエステや島や端っこが気になりなので続編有れば…と思うんだけど。どうだろうか。学習が続くかどうか。2015/04/10
ukitama
0
「はじめて」イタリア語に接する人には、かなり難解です。私自身は、若干のスペイン語の知識がありましたので、スペイン語との相似を楽しみながら読むことができました。 イタリア語の基本的な文法を学習済の方が、イタリアの情報を楽しみながら読むとよいでしょう。少なくとも、文法書を片手に読む本ですね。 「はじめての」というタイトルは誤解を与えます。「イタリア語の基本を勉強した人が次に読む本」とした方がよいです。 2019/03/13