内容説明
本書は、光分析、クロマトグラフィーを中心にかなりの部分が機器分析法の原理とその応用について懇切丁寧な記述で解説している。さらに、臨床化学、ゲノミクスとプロテオミクス、環境試料の採取と分析の内容は、本書を学んだ集大成として、分析化学の現在の社会的役割と貢献についても記述されている。
目次
分光化学分析法
原子スペクトル分析法
電気化学セル(電池)と電極電位
電位差測定用電極と電位差測定法
酸化還元滴定と電位差滴定
ボルタンメトリーと電気化学センサー
クロマトグラフィー―原理と理論
ガスクロマトグラフィー
液体クロマトグラフィー
速度論的分析法
測定の自動化
臨床化学
遺伝子の世紀:ゲノミクスとプロテオミクス―DNA配列とタンパク質解析
環境試料採取と分析
著者等紹介
原口紘〓[ハラグチヒロキ]
名古屋大学大学院工学研究科化学・生物工学専攻
赤木右[アカギタスク]
東京農工大学大学院共生科学技術研究部
伊藤彰英[イトウアキヒデ]
琉球大学教育学部理科教育講座
今任稔彦[イマトウトシヒコ]
九州大学大学院工学研究院応用化学部門
梅村知也[ウメムラトモヤ]
名古屋大学大学院工学研究科化学・生物工学専攻
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