図書館の価値を高める―成果評価への行動計画

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  • サイズ A5判/ページ数 268p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784621075357
  • NDC分類 013.5
  • Cコード C3000

内容説明

わが国でも、公共図書館においては行政評価の一環として、また、大学図書館においては大学評価という枠組みにおいて、ゆだねられた任務の説明責任を果たすための、図書館アセスメントの取り組みが始まった。本書は、このような“機関の有効性”をどのように評定するかを問題にするもので、いくつかの大学・大学図書館におけるアセスメントの事例を紹介し、成果アセスメントの方法をとりまとめている。

目次

第1章 新たな時代がやってきた
第2章 高等教育機関のアセスメント計画、報告書、手引き
第3章 学生の学習成果を測定するアセスメント計画をつくる
第4章 学術図書館における情報リテラシー・アセスメント
第5章 公共図書館を成果アセスメントへ向ける
第6章 アセスメントの一類型としての成果
第7章 調査プロセス
第8章 成果の達成を示す証拠
第9章 サービス品質と満足
第10章 説明責任と学習成果の評価への取り組み

著者等紹介

ハーノン,ピーター[ハーノン,ピーター][Hernon,Peter]
シモンズ・カレッジの大学院図書館情報学研究科教授として、「調査研究法」「図書館サービスの評価」「政府刊行物」のコースの教鞭をとる。1978年にインディアナ大学でPh.D.を取得し、38冊の著書、160点以上の論文がある。長らくJournal of Academic Librarianshipの編集長を務め、またLibrary & Information Science Researchの共同編集者である。1999年に『サービスの品質を評定する』(Assessing Service Quality)(ALA1998)と“図書館関係文献向上への際立った貢献”によってハイスミス図書館文献賞を受賞した

ダガン,ロバート・E.[ダガン,ロバートE.][Dugan,Robert E.]
サフォーク大学ミルドレッド・F・ソーヤー図書館の館長。28年の図書館勤務のうち、大学図書館副館長、州立図書館長、州の図書館開発部長、公共図書館長、レファレンス・ライブラリアンという経歴を持つ。主に情報政策、マネジメント、技術の展開を扱った50以上の論文や展望記事があり、二つの著作の共著者である

永田治樹[ナガタハルキ]
筑波大学大学院図書館情報メディア研究科教授。大学図書館等の勤務後、図書館情報大学助教授を経て、現在に至る。図書館論、図書館経営論等の科目を担当。『学術情報と図書館』(1997)などの著書、『図書館の評価を高める』などの訳書、図書館経営、図書館システム、目録・メタデータに関する論文がある

佐藤義則[サトウヨシノリ]
大学図書館に勤務の後、現在は三重大学人文学部助教授。図書館情報大学大学院情報メディア研究科(博士後期課程)修了。図書館の評価、図書館システム等に関する論文がある

戸田あきら[トダアキラ]
文教大学湘南図書館館長補佐(事務局図書館課長)。10数年の公共図書館勤務を経て1991年から文教大学図書館に勤務。図書館サービス、図書館経営に関する著書、論文がある
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