内容説明
グローバリゼーションと格差の関係を探究。極貧、世界格差、環境破壊…。我々には生存可能な世界を打ち立てる責任がある。巻末には、「解題―グローバル正義論に関する覚書」(井上彰)を掲載!
目次
イントロダクション
第1章 世界格差の根幹と広がり(貧困の概念;正義原理なしに、格差は計測できない ほか)
第2章 グローバルな格差は倫理面だけの問題なのか(正義を行使するのは国だ:「国家主義者」;グローバルな正義:「コスモポリティシャン」 ほか)
第3章 われわれを脅かす格差(社会的団結と揺り動かされる民主主義;幸福に反する格差 ほか)
第4章 より公正な世界に向けて(途上国の経済成長、先進国の衰退;制度的な制御と市民の参加 ほか)
結論 地球を共有する
著者等紹介
ドゥリュ=ベラ,マリー[ドゥリュベラ,マリー] [Duru‐Bellat,Marie]
1950年生まれ。パリ政治学院名誉教授。専門は、社会学(とくに教育と社会階層)
林昌宏[ハヤシマサヒロ]
1965年生まれ。立命館大学経済学部卒業。翻訳家として多くの話題作を提供(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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