内容説明
計算機のシステムとそのアーキテクチャについて概説する入門的教科書。例題をふんだんに取り入れ、区分的、段階的に少しずつ理解を深めることができる構成となっている。コンピュータの電源を入れてから立ち上がるまで何が起こっているのか、なぜ機械が計算できるのか、なぜ2進法を用いるのか、なぜプログラムが要るのか、などをはじめ、コンピュータの動作の基礎を知る手掛かりを、仕組みや働きに重きを置いて解説する。
目次
1章 コンピュータ概論
2章 数値変換
3章 数値表現・演算
4章 順序機械
5章 CPUアーキテクチャ
6章 メモリ・入出力アーキテクチャ
7章 ファイル処理と記憶媒体
8章 オペレーティングシステム
9章 言語処理
10章 信頼性
付録
著者等紹介
富川武彦[トミカワタケヒコ]
1945年山梨県に生れる。1982年静岡大学大学院修了。1986年幾徳工業大学助教授。1993年神奈川工科大学教授。現在に至る(工学博士)
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