内容説明
数学ができても英語ができない。英語ができても数学ができない。これは、ある意味、当たり前かもしれない。学校教育では数学と英語をいっしょに教えることはないし、どちらかをきわめて専門家になったとしても、両方を同時に使うことは少なかったからだ。本書は、最先端の技術文章を翻訳してきた著者が自身の虎の巻を、ていねいに本にまとめたもの。学校の授業を思わせる順を追ったやさしい解説で読者の細かい要求に応えつつ、索引を充実させて辞典としても使える便利な1冊。
目次
数と数を表す数字と文字
数の集団
四則演算
線
統計
多角形
円、扇形および楕円
立体図形
直交座標系
微分および積分
三角関数
級数
順列および組合せ
和、合計または総和
行列式および行列
そのほかの記号
著者等紹介
鵜沼仁[ウヌママサシ]
1933年福島県に生まれる。1956年3月早稲田大学第一理工学部電気工学科卒業。1956年4月横河電気製作所株式会社(現横河電機株式会社)入社。主として輸出業務に従事。1973年英検1級取得。1981年同社退職。1982年翻訳会社「有限会社海外テクノサービス」設立。1986年翻訳会社「株式会社ユーテクノサービス」を横河電機株式会社と共同出資で設立。1992年同社退職。1993年う沼翻訳事務所設立。現在に至る
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感想・レビュー
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takaC
48
5P3や4C2とかって日本語ではどう読んでいたか忘れてたけど、単純に「ごぴーさん」とか「よんしーに」だっけ?英語だと ”The number of permunations of 5 objects taken 3 at a time” とか、 ”The number of cnmbinations of 4 things taken 2 at a time” なんて長ったらしく読むらしい。日本語みたく見た目通りに読めばいいのに。あと、Σは「しぐま」とは読まずに ”the sum of ...” らしい。2016/07/10