まずは基礎だけ 臨床統計

まずは基礎だけ 臨床統計

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  • サイズ A5判/ページ数 78p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784621072974
  • NDC分類 490.19
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 臨床統計への第一歩となる初歩入門の参考書。統計で多用される難しい数式を一切使わずに、基本的な統計手法について、その基本的な考え方を中心に説明する。本書では、まず、統計がなぜ必要となるのかを説明し、その後で、推定、検定の順にその基本的な考え方とその手法をやさしく説明するとともに、「2群の平均の比較」を例に具体的に解説する。統計手法の羅列ではなく、まず理解すべき基本的な考え方のみを説明し、臨床統計についてすっきりと整理された形でポイントを理解できるようにまとめている。統計を学ぶ際につまづきやすい箇所、誤解が生じやすい箇所を具体的に指摘しながら解説することで、「統計が苦手」という読者が今までよりも苦労せずに学べるテキストとなっている。    

《目次》
第1章 統計はなぜ必要か?
1.1 統計が必要となる理由
1.2 統計的推測の方法
第2章 推定
2.1 点推定と区間推定
2.2 信頼区間
2.3 患者数による影響
2.4 推定の手順のまとめ
2.5 推定の練習
第3章 検定
3.1 帰無仮説と対立仮説
3.2 p値
3.3 有意水準
3.4 患者数による影響
3.5 両側検定と片側検定
3.6 「同じである」ことの検討
3.7 推定と検定の関係
3.8 検定手順のまとめ
3.9 検定の練習
3.10 統計的有意と臨床的有意
3.11 推定・検定のキーポイント
第4章 推定・検定の適用例:2群の平均の比較
4.1 対応のある場合とない場合
4.2 パラメトリック手法とノンパラメトリック手法
4.3 対応のある場合の比較
4.4 対応のない場合の比較
4.5 ノンパラメトリック手法による比較の考え方
4.6 3群以上の平均の比較について
さらに詳しく知りたい方へ

内容説明

「統計はむずかしい、わからない。」その原因は、統計の基本的な考え方を理解していないためです。この本では、なぜ統計が必要なのかを説明し、推定と検定について、その基本的な考え方をわかりやすく説明しています。むずかしい数式は一切使っていません。統計の勉強に失敗した皆さん、これから統計の勉強を始める皆さん、まずこの本で統計の基本的な考え方だけを理解しましょう。そうすれば、統計の勉強がずっと楽になるはずです。

目次

第1章 統計はなぜ必要か?(統計が必要となる理由;統計的推測の方法)
第2章 推定(点推定と区間推定;信頼区間 ほか)
第3章 検定(帰無仮説と対立仮説;p値 ほか)
第4章 推定・検定の適用例:2群の平均の比較(対応のある場合とない場合;パラメトリック手法とノンパラメトリック手法 ほか)

著者等紹介

矢船明史[ヤフネアキフミ]
昭和59年東京大学医学部医学科卒業。昭和59年東京大学医学部附属病院第二内科。昭和59年中央鉄道病院(現JR東京総合病院)麻酔科。昭和60年東京大学医学部附属病院麻酔科。昭和62年北里研究所バイオイアトリックセンター。平成5年東京大学医学部薬剤疫学講座助手。平成11年北里大学大学院臨床統計部門講師。平成14年~現在、クリニック千駄ケ谷医師、統計数理研究所客員助教授、東京理科大学工学部大学院非常勤講師、星薬科大学大学院非常勤講師、明治薬科大学大学院非常勤講師
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感想・レビュー

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サーバー

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複雑な数式を用いずに統計の大事な所だけを説明している。他の本で挫折した人は、まずこれを読んで大まかなイメージをつかんでから、読み直すと理解が出来るかもしれない。推定と検定の関係(95%信頼区間に値が入っている場合は、両側5%検定で棄却出来ない)という話は、今まで気付かなかったことなので、そこに気付けたのはよい。2011/04/29

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